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俺と現実とファンタジー
part3 正体 そして 勝利
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……あれ?おかしいな?いつまでたっても攻撃が来ない……
目を開けてみよう……


……人型のエネルギーが消えてる……?


須佐能乎(スサノオ)が消えた…?お前!いったい何をした!?」

いやそう言われても……自分でも何がなんだか……

「そうか……!もしかすると……起こったことを現実に変える力とは……」

シャグリーンが横でぶつぶつ何か言っているけど…何か思い当たることがあるのか?
ひょっとして神様の加護?

「だったら……これでどうだ!」

うおぉ!?

茶髪の姿が狐になったぁ!?
そして、黒と白のエネルギーを集めて溜めてる!
やばい、やばいって!何あれ!?

尾獣玉(びじゅうだま)ぁ!」

とんでもないのきたあああぁ!?

「シャグリーン!テレポーt

ドン!

ちょっと待って!?なんで背中押したんだぁ!?
これじゃ俺に当たr

「これでよしじゃ」

よくなああぁい!?
こ、今度こそ終わった……
…そして、俺はその球体に包まれ……


「ぶっ!?」

地面にぶつかった
前のめりに



「あ……あれ?あの超すごいエネルギー弾は?」

見ると俺の前にはあのエネルギー弾が抉った後があるが、
後ろには無い……どうなってるんだ?

「また消えた…!?何なんだよ!?あいつでもこうはならなかったぞ!?」
「ふぅむ、やはりのぉ……」

困惑する茶髪転生者と納得した様子のシャグリーン
いったい何なのよ……

「やっぱりって、何がだよ」
「翔太よ、これはお主の力のおかげじゃぞ」

………は………!?

「な、何言ってんだよ!?俺の力は『起こったことを現実に変える力』っていう
ぶっちゃけ何の役にも立たない力のはずだろ!?」
「いや違う、お主の力は役に立たんどころかファンタジーでは反則に近い力じゃぞ」
「へ?」
「よいか?おそらくお主の『起こったことを現実に変える力』とは………

起こったことを転生する前の世界、つまりお主が元いた世界で起こすとどうなるか
といったことを再現する力じゃ」


はい?



「いや、ファンタジーな技が現実で出来るはずないだろ」
「そう、だから『消えた』んじゃ。現実では『ありえない』からのぉ」
「つ…つまり、俺の力って……」
「簡単にいえば『ファンタジーの無効化』じゃの」

なにそれえぇ!?

「体は小さいけれど超怪力をもつ女の子とかは……?」
「そんなことは『ありえない』から力のない攻撃になるのぉ」
「特殊な武器とかは……?」
「単なる武器なるか、消えるかじゃの。そこはわからん」
「悪魔とか人外とかは……?」
「おそらく人型だろうとも最悪消滅じゃの、まあ全て
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