暁 〜小説投稿サイト〜
俺と現実とファンタジー
part1 事故 そして 転生
[1/2]

[1] 最後 [2]次話
「……ん?どこだここ?」

確か俺はあの時風に煽られて屋上から……て、ことは…

「そう、お主は死んだのじゃよ」

まさか…この年寄り口調は…

「ん?どうしたのじゃ?
わしを見たまま固まって?」


ちょとまて、なんで髭を蓄えた爺様じゃなくて




  俺と歳の変わらない女の子なんだよ!



「まあいいか…神様が爺さんだって、誰が決めたわけでもないもんな」

「ああ、それで固まっとったんかお主。
まあ良い、そんなことより本題に入るぞ」


もしかして、この展開は…

「お主には別の世界へ転生してもらう」

来た!来たよ!異世界へ転生!

「ちなみに、転生する世界は選べぬし、平行世界のひとつじゃから物語が
中途半端に終わってしまうこともある。気をつけてくれ」

そうなのか……


「では、転生する前に。何か一つ、叶えてやろう。なんでもいいぞ」

なんでもいいのか!…悩むな…何にしようか
やっぱり強くて、どんな世界でも生き残れる能力がいいよな…
……よし、決めた!

「思ったことを現実に変える力をくれ!」

この力なら強いし、どんな敵でも倒せる!
何しろ、思ったことが現実になるんだからな!
超強いし、ある意味オリジナルだし!

「ふむ、わかったその力を与えよう」

神様が俺に手をかざした瞬間、体が一瞬爆発するように発光し、
俺の中に何かが入っていくのを感じた

「これで、オッケーじゃな、お主は力を得たぞ」

感動だ…
夢にまで見たファンタジーの力が俺に宿った…

「よし、ではそろそろ転生してもらうとするかの」

早く力を使いた……ん?そういえば

「なあ、俺の転生する世界っていったい何の世界なんだ?」

「確か……ハイスクールD×Dとかいうライトノベルの世界じゃった」

「ハイスクールD×D?
ライトノベルってのはわかったけど、どういう物語なんだ?」

 
「悪魔と天使と堕天使がおる物語じゃな。神器(セイクリッドギア)という、
いわば特殊な能力みたいなものもある」

「なるほど、要するに悪魔と天使と堕天使のいるファンタジーなんだな?」

「うむ。時代背景は現代じゃがの。
主人公は兵藤一誠(ひょどういっせい)
簡潔にいえば、おっぱい大好きおっぱい命!な、エロの権化じゃ」

大丈夫かよその男……
まあ、性欲は誰にでもあるけどさ……

そんなことを考えていると、神様が急に真剣な顔になり
上に手をかざした

「それでは、これよりお主を ハイスクールD×Dの世界へと送る!」

いきなりかよ
…でも…いよいよなんだな

「ゆくぞ……ハアアァ!!」

神様が力をこめた瞬間、
淡い光
[1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ