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ストライクウィッチーズ1995〜時を越えた出会い〜
第十一話 夜間飛行A
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「見えたゾ!」
「やっぱり、この間のエイ型ネウロイ!!」
「今よ、エイラ!」

 如何なステルス能力持ちとはいえ、目視で捕捉してしまえば恐れることなど何もない。
 急加速して距離を詰めた和音とエイラは、逃げ惑うネウロイに向けて容赦なく機銃を打ち込んだ。黒い体表面が弾け飛び、露出したコアが甲高い音を立てて砕け散る。今度こそ、確実にネウロイを仕留めることに成功したのだ。

「ネウロイの反応、完全に消滅……やったわ」
「ふぅ、危ないところだったゾ」
「そうですね、ミーナ隊長に報告するべきでしょう」

 再び静まり返った空を、三人は基地に向けて飛行していく。
 頭上にうかぶ満月が、その背中を優しく見守っていた――

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