暁 〜小説投稿サイト〜
生還者†無双
中国…?
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綺麗な脚に見とれてたぜ」
すっ立ち上がり本音半分の冗談を言うと
3人は赤面していた
「先程はありがとうございました」
黒髪の女が深々と頭をさげる
なのだ〜と子供がそれに続く
「礼には及ばねぇ、 別嬪なお嬢ちゃん助ける事に理由は要らねぇからな」
「それにしてもおじちゃん凄く強いのだ〜」
子供が無邪気に心に突き刺さる単語をぶちこむ
お…おじちゃん?確かに子供から見れば充分おやじだが…
引きつった笑顔になりつつもクールを保つ
しかしダイレクトに言われると…
ちょっとショックだな
さて、そろそろ本題に入るとするか
「お嬢ちゃんがた一つ頼みがあるんだが…」
「恩人の頼みです、何なりと」
「うん!何でも言って下さい!お金は無いケド…」
「なのだ〜」
元気よく3人3様の反応が返ってきた
見知らぬ野郎の頼みをすんなり受け入れるとは…
よっぽどお人好しか…
「携帯電話貸してくれないか?」
「「「はい?」」」
????
「いや…だから携帯電話貸して…」
「あの〜携帯電話って何ですか?」
話しが噛み合わない
携帯電話知らないってどうゆう事だ?
今どき携帯電話知らない奴いるか?
小学生だってスマートフォン持ってるぞ?
「すまない…今、西暦何年何月何日だい?」
「失礼、セイレキとは何でしょうか?」
そこからか
西暦知らないと来たか
成る程な中々面白くなって来たぜ
やっぱりマトモじゃあなかった
「はっははは!こうじゃなきゃ面白くねぇな!」
「あの〜全然話しが見えないんですけど…」
ピンク髪のお嬢ちゃんが困った顔をしていた
まぁ俺が勝手に納得して笑っていたんだから無理もない
「すまねぇな、自己紹介がまだだったな?俺の名前は暁 厳だ」
親指を自分に向けて軽く挨拶する
「そう言えばそうですね♪私の名前は劉備 玄徳で真名は桃香です♪」
「私の名は関羽 雲長 真名は愛紗です」
「鈴々は鈴々なのだー」
「バカっいきなり真名で自己紹介する奴があるか!」
ポカっと子供の頭にゲンコツする関羽?
不毛な喧嘩の末、子供の名前が張飛 翼徳だとわかった
冗談だろ?
三國志の蜀の3英雄を名乗ってるぜ?
って事は此処は中国なのか…?
腕を組んで難しい顔で色々考える
ただの三國志マニアなのか
マジで古代中国にぶっ飛んだのか
〜の
〜〜の
「あの!!」
「っと悪いな劉備?ちゃん?なんだい?」
「暁殿、真名を教えられたのならば真名を呼ぶのが礼儀ではないか?」
少しムッとした表情で関羽?が言う
「真名ってなんだ…?」
「真名を知らないんですか?!」
「ああ、余所から来た流れ者なんでね」
それから真名について説明を受けた
何でもかなり神聖なもので本当に限られた人にしか教えない物で
許可なく真名を
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