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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第100話】
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膝に座ってきた美冬――流石に俺も驚きを隠せず、美冬を見ると――。
「す、座ったからいいでしょ?対面じゃないと、目を見て話せないもん…」
「そ、そりゃそうだが…だからって――まあいいか、たまには」
深く考えても多分答えは出ないだろう、なら美冬がこれでいいなら構わないって事だし――嫌になったら降りるだろうしな。
そんな美冬は俺の両肩に手を置くと、口を開き、喋り始めた――。
「最初にお兄ちゃんの朝起きたことについての説明って思ったけど……それよりもまずはお兄ちゃんに報告があります」
「報告?――夕食が美味しかったとかか?」
「そ、そんなこと一々お兄ちゃんに報告しないよっ!!――もぅ……。――報告ってのはね?さっき、日本政府の方から連絡があったの」
「政府から?」
政府から美冬に連絡があったって何事だ…?
特別美冬は政府に対して何もしてないはずだが…。
そんな風に考えつつも、美冬から出る言葉を待っていたら――。
「んとね?この度――晴れて日本代表候補生に選ばれましたー。パフパフー♪」
「おぉっ!?やっとあの中途半端な代表候補生候補からランクアップか……てか最初から代表候補生にしとけばいいのに」
何て言っても仕方がない、何にしても代表候補生に昇格したならそれでいいかってのが結論だな。
……まあ、何か知らんが代表候補生の子にモデルやらせるとか過労死させる気かよと思わせるほどスケジュール詰まる子もいるらしいが、未来はそう言ったことは完全に断っているとか。
美冬にも多分これからそんな話が来るのだろうが、断るだろう。
てかアイドルしたかったら最初からそういう専門学校に行ってる筈だしな。
「美冬、言わなくてもわかってるとは思うが――」
「ふふ、わかるよ?双子だもん、芸能関係の仕事は断るように――でしょ?」
そう言い、ウインクする美冬。
そんな美冬の頭を撫でると、いつものように笑顔で応えた――。
「えへへ、代表候補生になったのもお母さんの設計するISに乗りたいのもある――って言ってもお母さんが作るのは完全ワンオフタイプだから私が乗れるって事無いかもしれないけどね。――でもそれよりも、災害救助に役に立てたらって思ってだしね。――現状は、IS使ってのスポーツとは名ばかりの代理戦争みたいな事ばかりだけど…」
「だよなぁ…一度IS装備のカタログ見たが、明らかに武装ばかりだし……宇宙開発に銃なんか必要なのかって思うしな」
まあそれを言ったら村雲の武装もだが、第三世代兵装の御柱だけは違っていて、本来の用途は宇宙から飛来する隕石群の破壊用に最初、開発したって昨日来たときに言ってたもんな…それが銃弾
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