暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
A's編 その想いを力に変えて
23話:新たな物語 始まりは襲撃より
[5/5]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
れだけ良かったものか……」
「………」
やらねばならない事…か……
「……わかった。だが俺も、ここで易々とやられている訳にはいかない。だから、今の全力で行かせてもらう」
「………」
俺はそう言いながら、ライドブッカーから二枚のカードを取り出す。
取り出したカードの内一枚をバックルへと挿入し、
「変身!」
〈 KAMEN RIDE・BLADE!〉
発動する。目の前に光のゲート、“オリハルコンエレメント”が現れ、俺はそれ向かって走り出す。
それを通ると、俺の体はマゼンダ色のディケイドから、銀や青を中心とした色合いの装備で、胸にスペードのマークがある“ブレイドアーマー”を装着した姿、
“仮面ライダーブレイド”へと変わる。
「姿が…変わった?」
「まだまだ!」
〈 FORM RIDE・BLADE JACK!〉
さらにもう一枚を挿入し発動。前に金色のエンブレムが現れ、胸のスペード紋章と重なると紋章は鷲の形を刻印された“ハイグレイトシンボル”となり、
マスクやアーマーの各部は黄金の“ディアマンテゴールド”へと強化された姿、“ブレイド・ジャックフォームへと変わる。
「トリス、オリハルコンウィング展開!」
〈 Open 〉
変身を終えた俺はトリスに指示を出し、勢いよく地面を蹴る。
背中に装備された、鷲をモチーフにした黄金の翼、“オリハルコンウィング”を広げ、俺は彼女へ向かって飛行する。
「飛んでくるか…」
「はぁぁぁああっ!」
彼女が驚いている隙に、俺はライドブッカーで彼女に斬りつける。
彼女はそれを剣で防ぐが、今はブレイドの強化形であるジャックフォームだ。ディケイドの時とは、パワーもスピードも飛躍的に強化されている。さっきと同じように防いだだけでは、止まる訳がない。
俺はそのまま剣を振り抜き、彼女を後退させる。
「くっ…!」
後退した彼女は空中で体勢を立て直し、剣を構える。
「へっ、同じ土俵に立ってやったぜ」
それを見た俺は仮面の下で薄く笑みを浮かべながら、ライドブッカーの切っ先を彼女に向ける。
「さぁ、こっからが本番だ……全力でいくぞ!」
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ