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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
最悪!?
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セシリアとの勝負を征してピットへと戻ってきた一夏を出迎えたのは織斑先生と山田先生、優奈とココだった。
「龍神、ISの設定をあそこまで弄くるとはどう言う事だ。あのような設定改変など」
「一夏!?どうしたの!?」
「一夏君!」
優奈はココと共に織斑先生の話を遮って一夏に駆け寄る。山田先生と織斑先生は意味が解らなかったが次の瞬間には意味を察した。一夏は身体の制御を失ったように前のめりに倒れこんだのだ。優奈とココはそれを優しくやんわりと受け止めて、一夏を楽な体勢する為に上身のみを起こさせる。
「大丈夫一夏!?しっかりして!!」
「うぁぁあ・・・ISってのは乗ると此処まで精神的な苦痛を与えるのかよ・・・。きついぜ・・・」
「それは変だね、そんな事は無いはずなんだけど・・・」
ココは一夏の指に嵌っているISの待機状態の指輪をはずしてマジマジと見る。そしてそのまま懐にしまう。
「取り合えずこのISは少し調べてみる必要があるね。搭乗者にここまでダメージを与えるISなんてとても使用許可なんて出せないよ」
「それが良いと思うよココ、取り合えず大丈夫、立てる?」
「なんとか・・・」
一夏は優奈の肩を借りて漸く立ち上がる。立ち上がっても頭を押さえて苦しげな声を上げている。
「だ、大丈夫ですか龍神君!?今すぐ医務室に!!」
「あ〜・・・大丈夫ですたぶん寝てれば治りますから」
「そうもいかないだろう、医務室へ行け」
「あ〜あ〜・・・煩いから静かに言ってくれ頭に響く・・・」
そのまま一夏は優奈に肩を借りたままピットから出て行く。そして織斑先生の視線はココへと行く。ココは携帯を取り出して電話を掛けているようだ。
「・・・あっ龍かい?僕だよ、うん。今日、一夏君がイギリスの子と戦うってのは知ってるのよ。それで一夏君がISに乗ったら一気に体調を崩してね。うん、それでね・・・了解したよ。それじゃあね、仕事頑張ってね会長」
「・・・何処に電話を?」
「うん?IGOの会長にちょっと、ISを調べる許可を取ってた。それじゃあ」
そう言ってココはさっさとピットから消えていく。何か聞きたそうな織斑先生だったが、ココはあっという間に姿を消しており、追いつく事は出来なかった
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