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とある碧空の暴風族(ストームライダー)
幕間
Trick23_よく似合っています
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面は、のどかなキャンプ場。

目の前にあるのは野菜やお肉。

そして、キャンプで使う調理器具一式。

「お、このシチュエーションにこの食材と言ったら♪」

「カレーね!」

美雪の言葉を固法が受け継いだ。



役割を分担して調理を始めた。

ご飯・班  御坂と白井と固法とジュディス

「IHですのね」

「ガスがないからってなんで私が」

「これもお願いね」

「あ、ふきこぼれた!」

「御坂のお姉ちゃん〜、ジュディがパタパタあおいであげるからがんばれ〜!」



カレーA・班  初春と佐天と美雪

「信乃さんと美雪さんって、どういう関係なんですか?」

「初春、いきなり聞いたら失礼だよ!」

「恋人以上、夫婦未満♪」

「「え!?」」

「になれたらいいな♪」

「なれたらって・・・びっくりしたじゃにですか。
 それに、兄妹だからできないんじゃないですか?」

「家族とは言ったけど、兄妹とは言ってませんよ、佐天さん♪」

「え、ってことは・・・」「そういえば元々幼馴染って言っていたような・・」

「さあどうでしょう♪? それよりも手を動かそうね♪」



カレーB・班  湾内と泡浮と婚后と信乃

「婚后さん。わたくしたち料理は初めてなので、よろしくお願いします」

「お願いします」

「はい! 婚后家に代々伝わるカレーを教えてあげますわ!」

「声が裏返ってますけど、大丈夫ですか?」

女3人の中でただ一人の男が冷静に突っ込む。

「なんであなたがわたくし達と同じ班で作りますの!?」

「そんなに怒らないで下さいよ。あちらには料理が得意な美雪がいるので、
 私はこちらで雑用をしようと思ってたんですよ」

「雑用? わかりましたわ! わたくしの料理に一切口を挟まないで下さいまし!」

「わかりました〜(棒読み)」



「「「「「できたーーー!!」」」」」

「「「チキンカレーでーす♪」」」

「おいしそうですの」

「すごいわ、3人とも」

「御坂さんもご飯、頑張ったからおいしいわよ、きっと」

「それにしても婚后さん」

白井が言いながら睨む。

「カレーはどうしましたの?」

「・・・申し訳ありませんわ。料理ができると嘘をついてしまって・・・」

「婚后光子が謝った!? 明日地球はメツボウスル!!?」

「白井さん、そこまで驚かなくても」

「初春、この女は自分で謝ることなんてありませんわ!」

「いえ、婚后さんも途中で出来ないと私達に謝って」

「それで、途中から初春さん達のお手伝いをさせていただいたんです」

婚后のフォローを湾内と泡浮がした
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