幕間
Trick23_よく似合っています
[7/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
面は、のどかなキャンプ場。
目の前にあるのは野菜やお肉。
そして、キャンプで使う調理器具一式。
「お、このシチュエーションにこの食材と言ったら♪」
「カレーね!」
美雪の言葉を固法が受け継いだ。
役割を分担して調理を始めた。
ご飯・班 御坂と白井と固法とジュディス
「IHですのね」
「ガスがないからってなんで私が」
「これもお願いね」
「あ、ふきこぼれた!」
「御坂のお姉ちゃん〜、ジュディがパタパタあおいであげるからがんばれ〜!」
カレーA・班 初春と佐天と美雪
「信乃さんと美雪さんって、どういう関係なんですか?」
「初春、いきなり聞いたら失礼だよ!」
「恋人以上、夫婦未満♪」
「「え!?」」
「になれたらいいな♪」
「なれたらって・・・びっくりしたじゃにですか。
それに、兄妹だからできないんじゃないですか?」
「家族とは言ったけど、兄妹とは言ってませんよ、佐天さん♪」
「え、ってことは・・・」「そういえば元々幼馴染って言っていたような・・」
「さあどうでしょう♪? それよりも手を動かそうね♪」
カレーB・班 湾内と泡浮と婚后と信乃
「婚后さん。わたくしたち料理は初めてなので、よろしくお願いします」
「お願いします」
「はい! 婚后家に代々伝わるカレーを教えてあげますわ!」
「声が裏返ってますけど、大丈夫ですか?」
女3人の中でただ一人の男が冷静に突っ込む。
「なんであなたがわたくし達と同じ班で作りますの!?」
「そんなに怒らないで下さいよ。あちらには料理が得意な美雪がいるので、
私はこちらで雑用をしようと思ってたんですよ」
「雑用? わかりましたわ! わたくしの料理に一切口を挟まないで下さいまし!」
「わかりました〜(棒読み)」
「「「「「できたーーー!!」」」」」
「「「チキンカレーでーす♪」」」
「おいしそうですの」
「すごいわ、3人とも」
「御坂さんもご飯、頑張ったからおいしいわよ、きっと」
「それにしても婚后さん」
白井が言いながら睨む。
「カレーはどうしましたの?」
「・・・申し訳ありませんわ。料理ができると嘘をついてしまって・・・」
「婚后光子が謝った!? 明日地球はメツボウスル!!?」
「白井さん、そこまで驚かなくても」
「初春、この女は自分で謝ることなんてありませんわ!」
「いえ、婚后さんも途中で出来ないと私達に謝って」
「それで、途中から初春さん達のお手伝いをさせていただいたんです」
婚后のフォローを湾内と泡浮がした
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ