弟が賞金首になりました
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「今日は二人でどうしたんですか?」
「たしぎちゃんとは久しぶりに会ったし、同期のスモーカー君のこととか聞いておこうと思って」
「はい、それでご飯でも一緒にどうかということになりまして!! それでご相伴に預かるところです!!!」
「へぇ、私も一緒していいですか?」
「いいわよ。 本当ならおつるさんも誘いたかったんだけど……。 忙しいみたいね。 ヒナ残念」
まぁ、おつるさん入れちゃうと、愚痴が多くなっちゃうしね、主にじいちゃんとか、じいちゃんとか、じいちゃんの関係で……。 ホントすみません。
その後、カフェでお茶を楽しむ海軍三人娘の姿が見受けられた。
一方その頃。
先ほど、新賞金首の発表が行われた会議室には、かなりの数の海兵が集まっていた。
上段の演説台の上に経つのは海軍本部少佐『ブランニュー』。 先ほどルフィの懸賞金を発表していたサングラスが妙に似合う男である。
「お集まりの皆さん、この時を待ちわびた方も多いでしょう!!」
ブランニューの声にうんうんと頷く海兵たち。 よく見れば、元帥や大将の姿も見える。
「おっと、私もそろそろ固っ苦しいしゃべりをやめさせていただきます。
……。
……。
……。
それじゃぁ、いいかぁぁぁぁぁぁぁ!!!! ヤローどもぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!
金の準備は十分かぁぁぁぁ!!!? 海軍本部臨時集会……、
『炎のアタっちゃんは神の腕』
女性隊員写真即売会の開催だ!!!!!!!!」
うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおぉぉぉおぉぉぉ!!!!!!!!!!
ここに、海軍本部史上最大の決戦の火蓋が切って落とされた!!!!
「・・・・・・!? 今ちょっと揺れませんでした?」
「そう? 私は感じなかったわ」
「私も特には……」
「気のせいか……」
「まずは……、26支部所属、【ミステリアスレディ】『カクレ・アマノハラ』少尉だ!!!! 黒髪美人の彼女、それではアタッチさん。 今回のお写真は!!!?」
「はい、ただいまご紹介にあがりましたアタッチです。 カクレ少尉のお写真、今回は3枚用意させていただきました」
ブランニューを司会進行役として、男達の戦いは続いていく。
写真撮影担当のアタッチが登場したことにより、会場の熱気はさらに高まった。
アタッチが写真を紹介、それがブランニューの手によりせりにかけられる。 カクレ少尉の写真は次々と値段が吊り上げられ、海兵たちの手に渡っていく。 働いた金で、給料を出した機関に返納しているようなものだが、誰も気がついていないのであろう。 一応言っておくが、この写真は
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