弟が賞金首になりました
[1/5]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
「初回の手配から3000万ベリーというのは世界的に見ても驚異の数字ですが、決して安くは無いと思います!!!」
はい、モンキー・D・アモスです。
うちの弟が、ただいま賞金首になりました。 初回から3000万ベリーとのことで、中々大物になりそうな予感です。
『海賊艦隊』ドン・クリークの他にも『ノコギリ』のアーロンとか、『デカっ鼻』のバギーとかをぶちのめしたそうです。 あれ? 『赤っ鼻』だったっけ?
マリンフォードに戻ってきてすぐに招集され、ルフィの賞金首化の話を聞きました。 じいちゃんが唸っていたけど、まぁ仕方ないでしょう。
初回3000万ベリーはかなりの額なので、驚異とされ、海軍本部で大々的に発表されました。
各地に散らばる中将以下新兵まで、招集に応じれた者たちがみんな集まって来ています。 それにしてもこの会議室は本当に広いです。 ここにいる海兵だけで1000は下らないほどの人数がいて、中には巨人族の海兵も混じっているのに、全員が前後左右に1メートルは余裕のあるスペースが確保されているんです。
それほどまでに広く、建物の建築構造上、危険じゃないかと思われるほどのスペースがありますが、崩れる様子もありません。
まさに漫画の世界ならではですねぇ。
今回の新賞金首は50万ベリーのキザッポイド海賊団『カッコ・ツ・ケール』を筆頭に、300万ベリークラスの小物海賊団ばかりであった為、ルフィの3000万は破格と言っていいです。 まぁ、ルフィだしね。
さて、現在は新賞金首の発表会も終わり、街中をぶらついています。 海軍本部は普通に街と隣接しています。 まぁ、各地の海軍支部と似たようなものだと思って頂ければ結構ですね。 あぁ、隣接といっても本部のすぐ横に町があるわけではないですよ? そこは勘違い無いようにお願いします。
この海軍本部を襲う海賊等、よほどの強者か馬鹿しかいないので、基本街中は平和なのです。
固っ苦しい正義コートを脱ぎ、普段着で出歩いていると、前方にカチッとスーツで決めた美人さんとジャケットを来たメガネ美人さんがいました。
うん、ヒナ大佐とたしぎ曹長ですね。
彼女たちも街中をぶらついていたみたいで、こちらに気がつくとにこやかに近づいて来ました。
「久しぶり。 相変わらず各地で無茶をしているみたいね。 ヒナ心配」
「お久しぶりです。 ヒナさん。 たしぎぃもおひさ」
「お、おひさしぶりでしゅ!!」
お〜お〜たしぎぃ、今日も元気にかんどるねぇ。
たしぎぃとは年が近いこともあって私は仲良くしたいと思っている。 しかし、これでも一応最年少海軍本部中将である私に、真面目なたしぎぃは中々フランクには接してくれないのだ。 悲しいなぁ。
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ