第30話『帰って来た男達……』
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て中々良い勝負をしていた
まぁ俺が全力で無限の剣製を使ったら瞬殺だったけどな
1度使った時は『訓練にならない』と言われ
それからは模擬戦では使わないようにした
そして最近わかったのだが
俺が神様に貰った特典の1つ『ニコポ』と『ナデポ』が
この世界だと効果が無いかもしれないと言う事がわかった
これはエイミィに初めてあった時に『ニコポ』を発動したのに
この前エイミィに『俺の事好き?』と真正面から聞いたら
『私が白亜君の事を好き? あははっそれは無いよ』
普通にそう返してきたからだ
俺がエイミィに『好きか』と聞いたのは
クロノの奥さんを奪うのはどうかと思ったからだ
でもその心配は無さそうで残念なようなホッとしたような……
それで俺は考えた
もし『ニコポ』と『ナデポ』が無いのだとしたら
なのは達が俺を避けていたのは
恥ずかしかったからではなく
普通に俺の事が好きでは無いからなのかもしれないと……
そして今、教室に入ってなのは達と目が合うと
なのは達はとても嫌そうな顔をしていた
今までは
俺に惚れている事を前提で考えていたから気付かなかっただけで
その考えを取り除いて見てみれば良くわかった……
そして俺は無言で自分の席へと座った……
〜side out〜
〜なのは〜
教室でいつものメンバーでお話ししていると
教室の扉が開いてアイツが来たの……
私が入口の方を見ていたからか
他の皆も入口の方を向いてアイツと目が合った
いつものように絡んでくるのかと思っていたら
アイツは何も言わずに自分の席へと座ったの
私達は目を合わせて『どうしたのだろう』と思ったけど
別に絡んでこないのは良いことなので無視する事にしたの
そしてチャイムが鳴って先生がきたの
先生はアイツが登校してきた事を喜び
休んでいた事情を聴くために
1時間目を自習にしてアイツと共に教室から出て行ったの
2時間目からアイツも教室に戻って来て
いつも通りの授業だったの
そして全ての授業が終わって放課後になっても
アイツは私達に絡むことも無く直ぐに帰って行き
私達はアイツの事で少し話していたの
「アイツどうしたのかしら?」
「さぁ?でも良いんじゃないかな?」
「そうなの」
私はすずかちゃんとアリサちゃんと
そんな会話をしながら
《アレって前管理局の人と一緒にいた人だよね?》
《そうなの》
《あの時はうるさかったのに今日は静かだったね》
《まぁ別に良いんじゃない? 銀髪君が絡んでこない方が平和だし》
念話でフェイトちゃんとアリシアちゃんとツバサちゃんと話していた
とりあえず結論としては
『絡んで来ないなら別に良いんじゃないかな』とな
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