第30話『帰って来た男達……』
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
が
『ツバサならその辺りも改善してるので問題無いですよ』
ボクよりも先にリーフが答えた
「リーフの言う通りそれは大丈夫だから任せといてよ」
リーフとボクの言葉を聞いて
「それじゃお願いするよ」
ユーノがリーフを渡しながらそう言った
「じゃーユーノちょっとリーフ借りるねー」
ボクはユーノからリーフを受け取って
「今から開発室行くけどユーノも来る?」
ユーノに聞いてみると
「リーフがどんな所で造られたかも気になるし僕も行くよ」
そう言ってボクとユーノは立ち上がり
書庫まで歩いて行った
「ここは…書庫だね。幾つか読ませて貰ってもいいかな?」
ユーノは書庫にある本が気になるのか
そうお願いしてきたので
「いいよ。でもその前地下に行くよ」
「地下?」
ユーノの疑問は置いといて
ボクは床に手を付けて4つの力を流した
すると床がスライドして地下へと続く階段が現れた
ユーノは驚いていたけど
『行こうか』と言ってボクが下りていくと
ユーノもボクの後ろをついてきた
そして10分ほど階段を下りて行って
地下の訓練場に到着した
全面真っ白な此処を見てユーノは驚いていたけど
ボクはこの訓練場の端まで行って扉を開けて
ユーノにこっちに来るように言った
するとユーノは周りをキョロキョロと見ながらこっちに来た
そして開発室に入ると
ユーノはただ一言『凄い…』そう言っただけだった
その後はボクがリーフの調整をしているのを眺めていたり
地下に魔法関連の書庫が有る事を教えると
『是非見たい』と言って来たので
案内してあげると
書庫の大きさに驚いた後
何冊かの本を取って一心不乱に読み始めた
その間にボクはリーフの調整をする事にして開発室に戻った
そしてリーフの調整は終わったんだけど……
「リーフの調整終わったし戻るよー」
「ごめん後少し…これが読み終わるまで待って……」
ユーノは本を読むのに夢中だった……
どうしようかと考えた後
待ってる間暇だったので
リーフの不具合が無いか
訓練場でカートリッジを使用して
色々な魔法を使ったりして時間を潰した
そして何時間か経ったけど
ユーノが書庫から出てこないので書庫に行って見ると
ユーノは黙々と本を読み続けていた……
そんなユーノに
「ユーノ、なのは達に帰って来たこと伝えた?」
そう聞いてみると
「うん伝えたよ…リーフ見て貰うから昼頃に翠屋で…って」
「さぁユーノに問題です。今何時でしょう?」
ボクがそう言うとユーノの顔が少し青くなり
「えっと…12時ぐらいだったら良いなぁ…って」
ユーノはそんな希望を言った
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ