第29話『勉強会』
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「ちょっとすずか!! あんたはまだ宿題残ってるでしょ!!」
私は宿題そっちのけでツバサと
本について会話していたすずかを元の席に戻したわ
そして少しすると
「えっと…ここってどういう意味かな?」
フェイトがツバサに国語の問題について質問していた
するとツバサは一言二言ヒントを言って
それを聞いたフェイトは納得したのか
ツバサにお礼を言ってまだ続きをやり始めた
それを見た私は
「そう言えば気になってたんだけど
ツバサって前のテスト何点だったの?
学年の上位には居なかったと思うのだけれど…?」
私達の学校では学年ごとにテストの総合点数の上位10名が
学校の掲示板に点数と名前が貼り出されるシステム何だけど
前回のTOP10のはツバサの名前は無かった
さっきのフェイトとのやり取りや授業中のツバサの凄さから
普通にテストで私と同じぐらいは出来そうなのにだ
するとツバサではなくなのはが
「前のテストはツバサちゃん全部88点だったの」
ツバサの前回のテストの点数を教えてくれた
私はそれを聞いてツバサに
「ちょっと前のテスト見せてみなさいよ」
そう言うと
ツバサは立ち上がって部屋から出ていき
3枚のテスト用紙を持ってきた
それは前回のテスト用紙で
なのはの言う通り全て88点だった
そして私はテストの間違ってる箇所を見て
「凡ミスが多いわね……」
そう呟いて
「次は凡ミスが無いよう私が教えて上げるわ」
ツバサにそう言うと
「わざとだから問題ない……」
ツバサから衝撃の事実を告げられた
「えぇ!? ツバサちゃんわざと間違ってたの!?」
「確かにツバサちゃんがあんな凡ミスするとは思えないし……」
「ってか何でそんな事したのよ!!」
私がツバサに問い詰めると
「目立つの嫌い……」
ツバサはそう言った
「次のテストでは全力でやりなさい!! 勝負よツバサ!!」
私がそう言うと
「勝負にならないよ……?」
私相手じゃ勝負にならないとツバサが言ったので
「私は前回のテストで3教科全部100点よ
それでも勝負にならないって言うの?」
私が前回全て100点だった事を伝えると
「知ってる……満点同士だと勝負にならない……」
ツバサがそんな事を言って
「って事はツバサも私と同じように全部100点取れるって事かしら?」
私が挑発気味にそう言うと
「普通に取れる……」
ツバサは無表情でそう断言した
「なら次のテストで勝負よ!
次は全教科テストがあるから全部で9教科!
これなら少しは間違いがあるだろうから勝負になるはずよ!」
私がもう一度ツバ
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