第19話 2学期終了
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ぼりとなったはやてちゃんと苦笑いしきりだ。
はやてちゃんと言えば、歩けるようにもなり、聖祥大附属小学校にすずかと一緒に月村邸から通っているらしい。未だ、八神家の結界は解かれておらず、話し合った結果、何らかの進展が無い限り、小学生の間は月村邸で過ごすことになったらしい。また、封印されてるリンカーコアは、中学卒業時に封印解除するかどうかを決めるらしい。
まぁ、そのことについては、本人が「元から気付いてなかったもんやし、今も特に不自由も感じへんしなぁ」と至ってのんきな感じだ。
むしろ、ノエルさんを師匠に仰ぎ、元々得意だった料理のスキルを日々磨いているらしい。今年のおせちもノエルさん、ファリンさん、はやてちゃんの3人で拵えたということだ。
はやてちゃんに「将来は料理人?」なんて聞くと、「それも楽しそうなんやけど、忍義姉ちゃんに教えてもらってる会社経営なんかも面白そうやしなぁ」と、答えられた。
忍義姉さんに聞くと表の方で色々と新しい事業の構想もあり、本当に信頼できる人が欲しいらしく、たまたま興味を持ったはやてちゃんが適性があり、望むならそう言う方向で手伝ってもらいたいということらしい。
まぁ、元々リーダーシップとか、上に立つ気質はあったのかもね。
裏に関わるつもりもないならそれはそれでいいしね。
もっとも、リニスと何度かやりとりしていたらしく、必要になるかも? と瞑想したり、リハビリ終了後も体力作りをしているようだ。裏に関わらなくても無駄にならないしね、これはこれでいいんだろう、多分。
☆ ★ ☆
1月に入り、麻帆良に戻る前に京都の青山宗家に寄った。
居合わせた神鳴流の若手の人らと手合わせしたりもしたが、その際、ネタ技として格ゲーやテレビゲームの技を再現したら、かなりウケた。
何人かは練習するようなことも言っていたので、次に会うのが楽しみだ。
後、小太郎とも会った。
鶴子さまにかなり鍛えられたらしく、かなり強くなっていた。まぁ、「念」を使えば負けはしなかったが。
悔しがっていたので、若手の人らと話してたノリで、「こんな技はどうだ?」と「流れ星銀」のマンガを買って来て、お年玉変わりに渡した。
小太郎に向いた熱い話しなんで、是非とも読み込んで「絶・天狼抜刀牙」を再現して欲しい。期待してるぜ。
で、本命は穏健派の人達の会合へ顔を出し、麻帆良での調査の報告だ。
と言っても、大まかなことは既に報告してあるんだが、その報告内容が問題となっており、みなさん頭を抱えている。
曰く、近衛門の斡旋したお見合い相手が、表裏問わず、魔法使いの関係者だった。
曰く、魔法に関わらせないために木乃香さんを麻帆良に送ったのにそのつ
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