第七話 必殺!合体破り
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あ、あたしの身体は魔力で強化してあるからダグテクター着けたほうが良いんじゃない?」
「・・・このやろう」
力は構えると喧嘩の体制に入った。力が普通の人間とは思えないほどのジャンプで拳を繰り出すが女は蹴り落とした。
「く!蹴り技か」
力の拳を見切りでかわしていく女。力の攻撃は鋭いが女は力の腕に軽く足を絡めるとその反動で蹴り飛ばした。出血しながら立ち上がる力。
「おりょー結構粘るじゃない」
「普段からはやてやらヴィータやらシグナムさんにど突きまわされてんだ・・・どうもそのせいか頑丈な身体になったみたいでね」
女は続けて蹴りの連撃を繰り広げると力は女の蹴りを捌きながら回避し始めた。女の蹴りを受け止める力。
「普通魔導師って呪文唱えてビームとかじゃねえのか?」
「生憎、人間には生まれ持ったキャラクターってのがあってね・・・あたしゃこっち系みたいなのよね」
「そうかよ!!」
「じゃあ魔法でも使おうかね」
その瞬間ベルカ式の魔法陣が作られた。それと同時に女の足が紅に染まる。
「朱雀・・・飛翔脚!!!」
その瞬間女の蹴りの連撃が舞のように降り注いだ。その姿は優美かつ華麗であった。
「ぐあああああああ!!!」
女の蹴りは見た目とは裏腹に凄まじい破壊力を秘めていた。力の身体が宙に浮くがただでやられる力ではなかった。
「てありゃ!!!」
力は咄嗟に女の左腕に組み付いた。お得意の関節技に持ち込むが女は魔力強化された肉体を打ち砕くのは並大抵ではない。
「くうううう!!のやろう!!」
「失せろ!!」
女は力を腕に絡めたまま地面に叩き付けた。あまりの衝撃にクレーターができた。
「いって〜」
起き上がってくる力。だが身体はボロボロだった。女はそんな力を見て一言言った。
「へぇ〜ただの最近のひ弱野郎かと思ったけど骨のある男じゃない」
「うるせえ。お前は何者だ!?」
力は女を睨み付けた。女は力の根性に敬意を評し自分の素性を明かすことにした。
「あたしは東飛鳥。海鳴担当の不良魔導師。階級は三等陸士。後見人はノルウェール一等空将」
「じいさんの部下かよ。なんでこんな真似しやがった」
傷だらけの力の言葉に飛鳥は一言答えた。
「あたしの信条は自分の目で見て自分で判断する・・・あんたがどの程度の男だか見極めたかっただけ」
「俺がダグオンだからか?」
「それもあるけど・・・ん?」
〈アラート!アラート!〉
飛鳥がハチから連絡を受けると宇宙人襲来の連絡だった。
「ほらほらさっさと行く!」
「釈然としねえけど」
力はダグコマンダーに手をかけた。
「トライダグオン!!」
力の身体を水
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