第71話 俺がお前を守る
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グ「ユモ〜!ユモ〜!!」
くっそ、もう1時間近くは捜してるってゆうのに、何で見つからないんだよっ!!その時、後ろで気配がした。
グ「誰だっ!!隠れてないで出て来やがれっ!!」
?「さすがだな。」
ん?この声、どこかで・・・すると、茂みの中から白と黒の仮面を付けたやつが出てきた。
?「また会ったな。グレイ・フルバスター。」
こいつ、何で俺の名前を・・・そいつは顔につけていた仮面を外すと、なぜそいつが俺の名前を知っていたのかが分かった。
グ「!!!」
ハ、ハルト・・・
ハ「覚えてたか。うれしい事だな。」
グ「お前、ギルドに入ってたのか。」
ハ「いや、最近入ったばかりだ。こうしてまた戦えるとは思ってもみなかったがな。」
こいつはユモに・・・!!思い出しただけで腹が立ったきたっ!!
ハ「まさか、ユモスが生きているなんて驚いたぜ。マスターが海の瞳(スィーピュープル)を手に入
れたら、ユモは俺が頂く。いや、ユモの命を俺が頂くと言った方がいいか?」
グ「はぁっ!?」
こいつ、まさか・・・!!
ハ「今度はもっと強力な闇の呪い(ダークカース)をあいつに掛けてやる。また7年・・・いや、今度は5年で闇のどん底に落としてやるさ。でも、ユモスを封じる前に、お前と決着をつけたくてな。こうしてわざわざ出てきてやったんだ。感謝しろよ。」
こいつ、またユモを傷つけようとするのかよっ!!
ハ「俺の本当の強さを、見せてやるっ!!」
グ「上等だ。」
絶対に負けられねぇっ!!
ハ「闇魔法、闇縄ッ!!(ダークロープ)」
ハルトの手から黒くて長い縄が伸びてくる。
グ「アイスメイク、盾ッ!!(シールド)」
防御するが、以前より技の威力が上がってるっ!!
ハ「俺だって力をつけてるんだ。以前みたいにはいかねぇからな。闇魔法、闇球ッ!!(ダークボール)」
黒い球体が俺目掛けて飛んでくる。
グ「アイスメイク、戦斧ッ!!(バトルアックス)」
黒い球体を弾き飛ばし、そのままハルトに攻撃する。
ハ「闇魔法、壁ッ!!(ウォール)」
黒い壁で防がれた。
ハ「さすがだな。グレイ・フルバスター。けどよ、俺も力をつけているんだっ!!闇魔法、闇拘束ッ!!(ダークバインド)」
すると、俺の周りに黒い光がいくつも集まった。
グ「な、なんだこれっ!!」
黒い光は1つに集まり、俺を包み込んだ。
グ「ぐおぁっ!!」
か・・・体が、動か、ねぇ・・・
ハ「闇拘束は動きを封じるだけでなく、1時間もすれば息の根も止める事が出来る。」
グ「!!!」
ハ「つまり、1時間後にはお前も、ユモスも、死の世界にいるって事だ。
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