第70話 レプスの野望
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ショ「エルザ〜!エルザ〜!!」
俺の声が森中にこだまする。いったいどこにいるんだ?それにあいつ等はなんで海の瞳(スィーピュープル)を集めているんだ?海の瞳を集めると何かが起こるのか?でも、本にはそんな事書かれていなかったし・・・とにかく、今はエルザを捜すのが優先だ。とゆうか、俺が助ける前に、エルザが敵を倒してるかもしれないな。あのエルザだからな・・・
?「いくらあの妖精女王(ティター二ア)でも俺たちに勝つことは簡単なことじゃないぜ。」
ショ「誰だっ!!」
声がして後ろを振り返っても誰もいない。どこに隠れてるんだ。
?「どこ見てるんだよ。」
ショ「!!」
すると、俺の足を何かが?んだ。下を見ると、地面から生えた草だった。いつの間にか俺の腕や体に、草や木の枝、長い蔦が絡みついて、俺は身動きができない状態だった。
ショ「ど、どうなってんだいったい!?」
?「そんなに暴れるなって。」
俺の目の前には白と黒の仮面を付けたやつがいた。そいつは仮面を外すと、
サ「白黒の仮面(モノクロマスク)の幹部の1人、サクヤ・ボナリアだ。」
男にしてはかなり長い深緑色のの髪の毛と、青い瞳が怪しく光っている男だ。
ショ「エルザに勝てる魔道士なんて、多くて2〜3人ぐらいだ。お前みたいな変なやつに負けるわけねぇよ。」
サ「それはどうかな?あの女を助けたければ、俺を倒してみろっ!!」
ショ「やってやるよ。」
サ「その状態でか?」
そう、俺の体にはどんどん草や木の枝が絡みついてくる。たぶんあいつの魔法だ。どうにかして、抜け出さないと。
ショ「マジックハンド!!」
俺は無理矢理絡みついてくる草や木の枝を取り除く。が、思ったより力が強く、簡単には抜け出せなかった。
サ「このまま妖精が全員倒れてくれれば、レプスさんも野望が叶う。」
ショ「野望・・・だと?」
サ「俺たちがなぜ海の瞳を集めているかわかるか?」
ショ「知るわけないだろ。」
サ「じゃあ、お前だけに特別に話してやるよ。」
へぇ〜、なんか聞き出す事が出来たぜ。こいつ、きっと口が軽いんだろうな。
サ「海の瞳を5つ集め、ある場所に持っていくと、その者の願いを1つだけ叶えてくれるとゆう伝説が残されている。」
そんな話、聞いた事がないな。本にも載っていなかったし・・・
ショ「レプスは、お前等のマスターは何をお願いするんだよ。」
サ「レプスさんは、この世界を支配する。その願いを叶えてもらうらしい。」
はぁ?世界を支配する?何ふざけた事言ってんだ。
ショ「お前たちは、その手伝いをしてるって事か?」
サ「簡単に言えば、そうゆう事だ。」
ショ「随分とくだらねぇな。」
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