暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX−音速の機械戦士−
―三年生、開始―
[5/14]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
、壁モンスターとしては汎用性が高いカードである為に、岩石族だからといって【岩石族】デッキとは限らないので、ジムのデッキはまだ何のデッキなのかは分からない。

「俺は《フォッシル・ハンマー》を発動! youのフィールドのレベルが一番高いモンスターを破壊する!」

 ジムの魔法カードが発動されると共に、空中から化石で出来たハンマーのような物が出現すると、スカー・ウォリアーを大地に打ちつけた。

「そして、その破壊したモンスターよりレベルが低いモンスターを、相手の墓地から攻撃表示で特殊召喚する! youの墓地から《スカウティング・ウォリアー》を特殊召喚だ!」

スカウティング・ウォリアー
ATK1000
DEF1000

 スカー・ウォリアーの代償としてか、最初の《手札断殺》で墓地に送っていた、特殊召喚が可能な機械戦士《スカウティング・ウォリアー》が特殊召喚される。
十代の《ネクロイド・シャーマン》の効果と、似たような魔法カードが来たということは、あまり特殊召喚されたのを喜べない状況だが。

「《チェンジ・シンクロン》はチューナーモンスター、《スピード・ウォリアー》はyouのfavoriteモンスター! だからソイツを特殊召喚させてもらった! 《風化戦士》を召喚!」

風化戦士
ATK2000
DEF1200

 スカウティング・ウォリアーを特殊召喚した理由と共に召喚されたのは、身体が風化した化石のようになっている岩石族の戦士……まさかジムのデッキは。

「バトル! 風化戦士でスカウティング・ウォリアーに攻撃だ!」

「リバースカード《くず鉄のかかし》を発動! 風化戦士の攻撃を無効にする!」

 ジムのデッキが何なのか一つ思い当たったが、そんなことを考えるより《風化戦士》の攻撃を防ぐことを優先し、《くず鉄のかかし》が攻撃を止めてセットされた。

「くっ……エンドフェイズ、《風化戦士》の攻撃力は600ポイントダウンする。ターンエンドだ」

「俺のターン、ドロー!」

 ジムのフィールドにいる《風化戦士》は、その名の通りに化石の身体が風化していき、攻撃力を減ずるというデメリットがある。

「俺は《ロード・シンクロン》を召喚!」

ロード・シンクロン
ATK1600
DEF800

 金色のロードローラーを模したチューナーモンスターが登場し、俺のフィールドにいるスカウティング・ウォリアーとチューニングの態勢をとった。

「またチューナーモンスターか!?」

「ああそうさ。レベル4の《スカウティング・ウォリアー》に、自身の効果でレベル2となった《ロード・シンクロン》をチューニング!」

 ロード・シンクロンのデメリット効果によって合計レベルは6となり、二つの光の輪となったロード・
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ