TURN78 ファーストデートその一
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
TURN78 ファーストデート
エイリスはドクツとjの講和を終えて今は戦力の再編成に専念していた。イギリスはその中でロレンスから枢軸側の事情を聞いていた。
「アラビア、それにマダガスカルにか」
「はい、艦隊を集結させています」
「百個艦隊もかよ」
「満州jにもその程度置いています」
「あっちは人口が違うからな」
そこから編成される軍の規模もだった。
「それ位は出せるな」
「インドだけでもかなりですが」
「中帝国やガメリカも向こうにいったしな」
「そこにインドネシア等も入りますので」
「出そうと思えばそれ位は平気に出せるか」
イギリスもその数から言う。
「百個艦隊位はな」
「しかもその二百艦隊で全てではありません」
「後方にはまだまだいるんだな」
「どうやら五百個艦隊はいる様です」
今の枢軸全てであった。
「そうおいそれとは攻められないかと」
「そうだな。ここは慎重にいくか」
イギリスは話を聞きながら言った。
「こっちから積極的に攻めないでな」
「隙を伺うか機を待つべきかと」
「女王さんにも話しておくか」
「そうしましょう。インド洋方面には柴神が総司令官としていますし」
「あの神様なあ。何回か会ってるけれどjな」
それでもだというjのだ。
「よくわからない神様だよ」
「祖国殿とあの神は長いお付き合いでしたね」
「俺達八人、ロマーノとかプロイセンも入れて十j人な」
「所謂原始の八国ですね」
「出て来たらもういたんだよ」
「祖国殿が生まれられたらすぐにですね」
「ああ、いたんだよ」
ロレンスにその頃のことを話す。
「最初からな」
「原始からおられるのですね」
「そうなんだよな、何者だろうな」
「神にしても」
それはわかるがそれでもだというのだ。
「素性は不明ですか」
「こっちの世界にいるんだよ。しかしな」
「しかしとは」
「何かを必死に隠してる気がするんだよな」
この辺りは直感として感じていた。
「妙にな」
「隠しているとは」
「それがかなり重大なものみたいでな」
それでだというのだ。
「本当にわからないんだよ」
「聞けませんか」
「ああ、無理だな」
そうだというのだ。
「あの神様に聞くのはな」
「しかし何かを隠していますか」
「それは間違いないな」
「その辺りが気になりますね」
「俺達国家は国民が国家っていう意識を持ったら生まれるんだよ」
それで原始の八国も生まれたというのだ。
「そうなったんだけれどな」
「柴神は最初からいましたか」
「俺達は人類jの誕生とほぼ同時に生まれたんだよ」
その彼よりも前にいたのが柴神だというjのだ。とにかくかなり古い存在であることは間違
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ