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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter17「写真」
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夜の厨房の仕事が終わり目を瞑って肩を揉みながら、自室へ戻ろうとしていたルドガーだが……
「きゃ!」
「!!」
食堂の出口で誰かとぶつかってしまう。多分女性だ。
……その証拠に胸に2つの弾力のあるモノの感触が胸で感じていた。
「フェイト、ごめん」
ぶつかった相手はフェイトだった。
お互いぶつかった衝撃で床に尻餅をついていた。
「こっちこそごめん。私もボーっとしてた」
「大丈夫か?疲れてるみたいだが……」
ここ最近はガジェット関連の資料作成に加えライトニングの訓練も兼任していたのだ。才色兼備の彼女だって疲れの1つや2つは出ても無理はない。
「私は大丈夫だよ」
「あまり無理はするなよ?フェイトが倒れたら俺は勿論、なのはやはやて達だって心配するしさ」
「あ、ありがとう……」
床に尻餅をついた状態でルドガーに気遣いの言葉を言われ、恥ずかしそうな表情を浮かべるフェイト。面と向かって異性にそんな優しい言葉を言われれば赤くもなる。
「じゃあまた。ゆっくり休まなきゃダメだぞ」
「うん、ありがとうルドガー」
フェイトに手を貸して彼女が立ち上がった後ルドガーは1日の疲れと汚れを洗い落とす為シャワー室に向かう事にした。
「あれ?これ……」
フェイトは足元に落ちていた一枚の紙切れを拾って確認する。それは一枚の写真だった。
「ルドガーと……」
そこに写っていたのは中腰の体勢でいるルドガーと数人の男女が混じった写真だった。
年齢層はバラバラな上に、一番目を引くのは妖艶なオーラを持つ女性だ。背中から羽が生え宙に浮いているのだ。
彼女がルドガーの世界に人間とは別に存在する精霊なのだろうか?
「ルド……って行っちゃったか……」
既にルドガーの姿はなかったが、彼の落とし物なのは間違いない。
元の世界から一緒に飛ばされた数少ない持ち物なのだろうし、きっと彼の仲間との記念写真なのだろうし、彼の表情がそれを物語ったっている。
( 皆いい表情してるね )
特に隣にいるエリオとキャロより少し年下であろう女の子とルドガーは仲間以上の特別なモノを感じられてくる。
「フェイトちゃん?」
「どうしたん、そんな所で?」
食堂へなのはとはやて、シグナム、ヴィータ、シャマル、リイン、シャーリー、フォワード達がぞろぞろと入ってくる。
「みんな……って何でこんな大勢なの?」
「偶然そこで会ったんよ。私はシグナムとシャマルとリインでご飯食べにきたんやけど……」
「私達もだよ。ちょっと今日は張り切りすぎて時間かかちゃって、さっきシャワー浴びたばかりなんだよ」
「ご飯♪ご飯♪」
「……アンタの腹の虫は少しは自重できないのかしら?
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