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少年は魔人になるようです
第37話 事件は一先ず決着するようです
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、父さんの仲間って言う事ですか!?」

「…最後、俺達の正体、な……。一番しっくり来るのは、そうだな……。

『俺の、ハーレムだッッ!!』だな。」


ネギの質問は番外だから無視し、綾瀬の質問に答え切る。


「さて、答えられていない点はあるかな?」

「…………ああ、その、突っ込むのもあれです……。

ハーレムとは愁磨先生との関係であって、正体では無いです。」

「そう言えばそうだな……。肩書きでも言えば良いのか?

俺は魔人、英雄、大犯罪者、創造主。ノワールは堕天使、アリアは天使。

エヴァは真祖の吸血鬼、アリカは無き王国の王女、真名は半魔族、

刹那は半鳥人、もみじは魔王。刀子はたったさっき吸血鬼になった。」


・・・ああ、そりゃ胡散臭い目で見られるだろうな。

真剣なのは、こちら側の存在を知っている魔法使い(ネギ)忍者(長瀬)だけだった。



―回想終了―



その後、散々ナギの事を聞いてくるネギを見て試験もあると思いだし、

全員の記憶を物理・精神・魔力・神力的に封印して寮に帰し、

寝るかとなった所に警備をしていた刀子が行方不明、

俺達が犯人だろうと決め付けたガンドル達が来て――


「今に至る、と……。」

「何を訳の分からない事を言っている!!疚しい事があるから説明出来んのだろう!?」


あぁああぁあ、ウゼえ・・・・説明しろ、説明しろ・・・・・・。

説明説明説明説明説明説明説明説明説明説明説明説明説明説明
説明説明説明説明説明説明説明説明説明説明説明説明説明説明
説明説明説明説明説明説明説明説明説明説明説明説明説明説明
説明説明説明説明説明説明説明説明説明説明説明説明説明説明!!

俺は疲れてんだよ、教師やってんのは自業自得、計画の事も、

若干怪しいツェラメルの事も、全部俺が自分からやってる事だよ。だがな・・・・。


「何故俺が、貴様等の満足の行くよう懇切丁寧に説明せなければいかんのだ……?

刀子は吸血鬼化、しかし仕事に支障は無く無問題、

俺達は学園の治安を裏表関係なく守っている謎の集団、それでいいだろう。」

「だ、だからいつ裏切るか分かった物ではないから――」

「説明すりゃ裏切らなくなるのか?何か対策が打てるとでも思うのか?

その正体不明の奴の説明でお前等は満足するのか?しないだろう、嘘だと言って。」


正義の魔法使い(マギステル・マギ)』の象徴、元老院は不正・失態ばかり、遂には俺達の傀儡と化し、

処刑済みの俺とエルザさんは生存中。

犯罪者の俺が学園の平和を守って、教師をしてる―――

言ったところで、正義を妄信している頭岩ドルフィーニは
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