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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第九十七話】
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っていた――シャルとラウラだ。
シャルはまだ職員室に居るのだろうか?
ラウラは…怪我の具合もあるのかもしれない。
事情聴取も考えられるが…山田先生がそんなに重い罪にはならないって言ってたが。
――と、そこへ山田先生が入ってきた。
「み、みなさん、おはようございます……」
何故かふらふらの山田先生。
何故ふらふらなのだろうか?
体調が悪いのなら無理しない方がいいと思うのだが――そう思っていると山田先生が一夏に。
「織斑君、何を考えているかはわかりませんが、私を子供扱いしようとしているのはわかりますよ。先生、怒ります。はぁ……」
「おい一夏、何考えてるかは知らんがあんまり人を馬鹿扱いや子供扱いしない方がいいぞ?」
「いや、何も言ってないぜ?」
「言わなくても顔に出れば一緒だ」
そんな軽い言い争いも、山田先生の言葉で中断させられ――。
「今日は、ですね……皆さんに転校生を紹介します。転校生といいますか、既に紹介は済んでいるといいますか、ええと……」
説明不足な説明で何を言ってるのかがよくわからないのだが、転校生という言葉にクラスメイト皆が反応してざわざわと騒ぎ始める。
もう別に今さら誰が来ても問題ないじゃん。
例えまた男子が来ようとも、代表候補生が来ようとも受け入れるのが一組なんだし。
そして、山田先生が一声かける――。
「じゃあ、入ってください」
「失礼します」
そんなソプラノ声が教室に響くと、扉が開かれた――その声の主がシャルだということは、俺は直ぐにわかった。
「シャルロット・デュノアです。皆さん、改めてよろしくお願いします」
そう折り目正しく、礼をするシャル――だがそのスカート丈の短さが非常に気になる。
マイクロミニぐらい?てかちょっと屈むと下着見えるぞ…。
俺を除くクラスメイト全員がポカンとしたまま、シャルと同じく頭を下げ返した。
「ええと、デュノア君はデュノアさんでした。――ということです。はぁぁ……また寮の部屋割りを組み立て直す作業が始まります……」
そう頭を抱える山田先生が少し可哀想に思うなか、俺は――。
「シャル、良かったのか?皆にばらして」
「う、うん…それに昨日言ったでしょ?僕の在り方…決めたって」
「そうか…まあ、前にも言ったが俺はお前の味方だからな?」
「……うん!」
屈託のない笑顔で応えるシャル――そんなやり取りを他所に徐々に広がる喧騒――。
「え?デュノア君って女……?」
「おかしいと思った!美少年じゃなくて美少女だったわけね」
「って、有坂君、同室だから知
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