魔法先生ネギま!
0310話
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方はちょっとアレか。
「えっと、まずアスナと言えば……言えば……うーん、なにかにゃ?」
まぁ、チームワークがいいからと言って頭の巡りがいいかと言えばそうでもないんだが。
「確か新聞配達をしてるって話だし、運動用のシューズとかはどうだ?」
「あー、アクセル君の案はちょっと遅かったなぁ」
「遅い?」
「そうや。アスナ、この前新しい靴を買うてきたんよ」
微妙にタイミングが悪いな。
「えっと、ならワンピースとかは? 対高畑先生用に」
神楽坂が高畑を好きなのは既にクラスに知れ渡っている。……と言うか、一般常識の類だ。それを参考にした柿崎の意見に、それならありかもという事で服屋へと移動するが結局はいい服が見つからなかった。
「うーん、うーん。……ダンベル?」
「ちょっと桜子。それは嫌がらせにしかならないから」
椎名へと突っ込みを入れる釘宮。
「そやねぇ。……あ、アレなんかどうやろか?」
近衛の視線の先にあったのは、小物屋店頭に飾られていたオルゴールだった。
そのオルゴールを開くと、どこか聞き覚えのある曲が流れてくる。
「ほら、この曲って確かアスナの好きな曲やし」
「なるほど、オルゴールか。アスナ的にも結構いけるかも。うん、私は賛成だな」
柿崎が賛成すると、続いて釘宮、椎名も賛成する。当然俺としても特に文句等ある訳が無く、結局オルゴールを買う事になった。
ちなみに、俺達もそれぞれ簡単な物だが誕生日プレゼントを買っている。
……椎名が全自動寿司握りマシーンを買おうとして血迷ったが、何とか皆で止めた。と言うか、女子中学生へのプレゼントしてそれはどうよ。いや、あれば便利なんだろうけどな。値段が中学生ではちょっと厳しかったのも事実だ。
ちなみに俺が買ったのは水晶で出来た犬の置物だった。水晶という事で値段が心配だったのだが、3cm程度の小さなものだったので財布に優しい値段だった。
翌日、この場にいる皆や連絡の付いたクラスメイトを呼んで神楽坂のサプライズパーティを開いて大いに盛り上がったとだけ言っておこう。……3-Aの特性上盛り上がりすぎて非常に疲れたが。
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