序章 僕の選択
第二話 ログアウト不可能!?
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り、そのままドロップキック...
「うおわ!」
避けられた。
そのまま地面に着地し、睨みあい。
「急に何するんだよ、ソラ」
ソラ、それがこのSAO内での僕の名前。
まぁ、名前はβ時から変えてないから問題ないんだけどね。
「いやぁ、4時間探し回って見つかんなかった怒りを晴らそうと...!」
「お前、4時間も探し回ってたの!? 道理で姿が見えないわけだ...」
「だって見つからないんだもん...!」
という感じで言い争いながら気付く。
...あの男の人ついていけなくてボーゼンとしてる。
と、そこでキリトが気付いたのか、
「ええと、クラインは知らなかったな。俺のβテスト時の友人で名前はソラ」
と、紹介してくれたので、
「よろしく」
とクライン(?)さんに言っておく。
「ああ、よろしく。俺はクラインだ」
さらにクラインさんの自己紹介。
...ふむ...。 この人は姿はともかく、いい人だっ!
...まぁ、頭に趣味が良いと言えないバンダナつけてるからなぁ...。
と、勝手にステータス画面のようなものが開く。
『以下のプレイヤーからフレンド申請を受けています
kirito y/n
kurain y/n
』
どうやらキリトとクラインさんがフレンド申請をしてくれたようだ。
勿論両方にyのほうを押す。
そして、
『フレンド申請が受理されました』
3人の画面にそう出る。
フレンドの利点は、いつでも相手にメッセージを送れる事である。
これ結構大切なので、僕は基本、オンラインゲームで結構仲良くなった人には絶対フレンド申請をしている。
「...っと、そろそろ落ちて飯食わねえと。ピザの宅配5時半に指定してるからよ」
視界の右隅にある、時計を見てクラインさんが言う。
「「準備万端だなぁ...」」
僕とキリトの声がハモる。
「あ、んで、俺そのあと、ほかのゲームで知り合ったやつらと《始まりの町》で待ち合わせしてんだよな。紹介すっから、あいつらともフレンド登録しねえか? いつでもメッセージ飛ばせて便利だしよ」
「え、う〜ん...」
その言葉にキリトが口ごもる。
はっきり言うと、僕も多分同じ気持ちだ。
恐らく、キリトは、このクラインさんとは仲良くやれてるが、おのクラインさんの知り合いと仲良くできる自信がない、というところだろう。
...まぁ、僕は少なくともそうだけど。
と、そこで、僕らが黙った理由を悟ったのだろう、すぐに首を振った。
「いや、二人とも、勿論無理にとは言わねえよ。そのうち、
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