序章 僕の選択
第二話 ログアウト不可能!?
[1/6]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
〜〜〜4時間後〜〜〜
只今、大体5時10分というところかな...?
とりあえず友達を探しまわって町の外を3/4周してました。
ちなみに今のレベルは5。
あのあと、何度も出てきたフレンジーボアを倒しまくってたら結構上がってました。
ま、そんなことは置いといて...。
「どこにいるんだ? あいつ...」
町の外の草原で集合て言ってたのに...。
と、そこで、とある二人組が目につく。
一人はまるでド素人、と言っても過言ではないくらい無茶苦茶に剣を振りまわしている。
あ、今フレンジーボアの突進当たった...。
もう一人は...うん。あいつだ。なんか石拾って投げてるけどあいつだ。
そう思った瞬間、ダッシュでそっちに駆けていく。
「動くのは当たり前だ、訓練用のカカシじゃないんだぞ。でも、ちゃんとモーションを起こしてソードスキルを発動させれば、あとはシステムが技を命中させてくれるよ」
うん。この声は間違いなくあいつだ。
「モーション...モーション...」
一緒にいる人がそう呟きながら、曲刀を軽く振る。
ちなみに今の時点で隣の人は、もう半分近くHPが減っている。
まぁ、対するフレンジーボアも結構HP減ってるけどね。
距離が近くなってきたからそろそろ、準備に入るとしようか...。走るのをやめて、こっそり歩きながら、あいつの視界に入らないよう移動する。
「どういえばいいかなぁ...。1,2,3で構えて振りかぶって斬るんじゃなくて、初動でほんの少しためを入れてスキルが立ち上がるのを感じたら、後はこう、ズパーン!て打ち込む感じで...」
あいつって説明下手だな...。何ズパーンて...。
ま、僕も同じように答えるだろうけど!
「ズパーン、てよう」
そういいながら、曲刀を中段に構えた。
そして腰を落とし、右肩に担ぐように剣を持ち上げる。そして規定モーションが確認され、曲刀がオレンジ色の光を放つ。
あれは基本技の《リーパー》か。
「りゃあっ!」太い掛け声と同時になめらかな動きで地面を蹴る。そして《リーパー》が突進に入りかけていたフレンジーボアの首筋に見事命中し、そのHPを削りきった。
「うおっしゃあぁぁぁああ!」
その男が派手に叫びながら喜ぶ。
...さて、そろそろ行こうか、
今、目標は僕の右斜め30mほど先にいる。
...まぁ弱くすれば、まぁオレンジにはならないだろうし。
そして軽く三度ジャンプして、地面に着いた瞬間に走り出す。右に。
そして緩やかな斜線を描きながら、方向転換し、あいつの真後ろ20m。
そして
「キィィィィリィィィィィトォォォォォォォ!」
あいつ...キリトの名前を叫びながら地面を蹴
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ