第27話『アリシアのデバイス…前編』
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
が……
このハリセンは持ち手がの所に
黄色い宝石…アテネのコアが付いている以外は
白色の普通のハリセンと何ら変わりない見た目だ
「「「「……………」」」」
それを見たアリシアを含んだテスタロッサ家全員が沈黙した
「何で私の杖ハリセンなの!?」
そしていち早く我に返ったアリシアがツッコミ
「さぁ?」
ボクが答えると
「作ったのツバサだよね!?」
「うん。まぁそのハリセン(笑)は結構凄い能力があるから我慢して」
「凄い能力?」
「そうだよ。ん〜フェイトちょっとプロテクション張ってみて」
ボクがフェイトに防御魔法を発動するように言うと
「え? うんわかった。 お願いバルディッシュ」
『yes sir』
フェイトはそれに応じてすぐにバルディッシュを使い
前面にプロテクションを張った
「じゃーアリシア、フェイトに攻撃してみて」
「わかったよ、じゃーいっくよーフェイト」
アリシアはそう言ってアテネ(ハリセン形態)を振り下ろした
するとハリセンがフェイトのプロテクションに触れた瞬間
フェイトのプロテクションが何の抵抗もなく掻き消えて
『パシーン!』と言う音と共にフェイトの頭にハリセンが叩き込まれた
「〜〜〜〜〜!!」
まぁ言ってもハリセンなのでそんなに痛くないと思うのだけど
フェイトは頭を押さえて若干涙目でうずくまってしまった
「フェイト大丈夫?」
「大丈夫かいフェイト!」
そんなフェイトをアリシアとアルフは心配しており
「今フェイトのプロテクションを無効化しなかったかしら?」
プレシアさんは今の一連の流れの中で一番重要なところに目を付けた
「さすがプレシアさん」
ボクはプレシアさんに賛美の言葉を投げたあと
「このアテネハリセン形態には特殊能力があって
簡単な防御魔法ぐらいなら無効化する事が出来るんだ」
「へぇーそれは凄いわね」
「まぁアリシアは近接戦闘の適正が低いから
使い道がほとんど無いのが残念な所なんだけどね」
「………それって意味あるのかしら?」
「多分無いだろうね
だって接近しても攻撃する前に堕とされるのがオチだろうし」
まぁこう言うネタ武器は置いといてっと
「それじゃー次は射撃魔法をやってみようか」
ボクはそう言いデバイス調整兼アリシアの魔法訓練の続きをすることにした……
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ