第五章 StrikerS編
第百二十七話 『出張任務(3) 銭湯開始』
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、それじゃあの温泉好きの面倒お願いね…?」
「わかったわ…。はぁ…」
はやてのため息を聞きながらも私達は別れた。
しばらくしてはやての「迷うくらいなら全部入ってきい!」という呆れ声の叫びが木霊してきた。
シグナムのお風呂に対する情熱と優柔不断さが垣間見えた瞬間だった。
その後に四人で泡風呂に入っているとそこにすずかとライダーがやってきた。
「シホちゃん、サウナにいかない…?」
「いいわよ、すずか」
「それなら私も行きます! お姉様!」
それでアルトリア達と別れてサウナにいく私達。
サウナの中で、
「ふふ…こうして三人きりになるのは久しぶりだね」
「そうですね、すずか」
「…二人とも普通の会話をしているところ悪いんだけど、サウナの中でそんなにくっつかれるとすごい暑いんだけど…」
そう、今サウナの中では右にすずか、左にフィアがいて私の腕に手を回しているのだった。
「いいと思うよ、シホちゃん。ちょうどサウナの中には他に人は誰もいないみたいだし…」
「人がいないのがちょうどいいというのはどう言う意味でしょう、すずかさん…?」
「もう! お姉様もわかっているくせに! 暑いサウナの中でくっつけ合うお肌とお肌…そこから始まる触りっこ会!
………お姉様、キスしてもいいですか…?」
「…フィア? あまりの暑さに熱暴走を起こしているんじゃない…?
息が荒いしなんか言い回しが変態チックよ? 是非とも水風呂に行くことをオススメするわよ。
それとすずか、顔がすごい近いわよ…?」
「えへへ…二人っきりならもっと良かったんだけど、フィアットちゃんと二人でシホちゃんを独占…♪」
「んっ…すずか!? いきなりの吸血行為は反則…ッ! うあっ!? ふ、フィアも反対の首をすずかを真似してアマガミしてこないでー!!?」
それから二人は過激で表現できないくらいの事を私にしようとしてきたので数十秒後、私は暑さも理由にしてサウナから逃げ出すことになったのは、許して欲しい…。
イタッ! やめっ!? ヘタレとか言わないで! 場所と気持ちの問題なのよ…!!
…それから追記すると私がしばらくして戻ってみると二人はサウナの中で目を回してのぼせていたので急いでライダー達を呼んで救出し水風呂にぶち込んだのだった。
それで二人して「きゃあーーー!?」と叫び声を上げていたが、自業自得だろう。
なのは達もやってきて「何事!?」という感じで心配していたのだが、私が「二人は暴走したのよ…」と哀愁を漂わせながら首元の両方の傷を指差す。
それでなのは達も事情がわかったらしく顔を赤くして、
「も、もう…すずかちゃんとフィアちゃんは…」
「心配して損したわよ…」
「フェイト、すずか達は放っておいてキャロ達を探そっか…?」
「そうだね、ア
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