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仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
Epic8 聖剣…全てを断つ力・ヴァルムンク Bパート
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エリカは嬉しさのあまり涙を流して泣き始め、ゴダードは肩を抱きながら何とか泣き止む様あやしていた。
そしてゴダードは泣くだけ泣いてスッキリしたエリカと共に、洞窟にあるほの明るく輝く光に目をやった。

「エリカちゃん、あれがヴァルムンクだ。」
「この光が…ですか?」
「そうだ。…そもそもヴァルムンクは我々竜の魔法使いのイマジネーションにより具現化する剣、つまりこの光をつかんだ瞬間本人のイマジネーションと結びついて剣に変わるんだ。」
「私のイマジネーションが…。」
『さぁ、エリカちゃん。今こそ!』
「はい!」

エリカは洞窟内に入り、ヴァルムンクをつかむべく右手を差し出し…そして、彼女はそれをつかんだ。

「…あ。」

つかんだ瞬間、目の前が光に包まれ…エリカの意識は再び遠のいていった…ゴダードの祝福の言葉を聞きながら。



『現代の竜の魔法使いエリカに、神の加護のあらん事を…』



光が収まり再び意識が戻ってきたディザードは、デスサイズベクターと戦っているセシリアを援護すべくディザーソードガンをガンモードに切り替え、砲撃を開始した。
それは、丁度セシリアの光の剣とデスサイズベクターのキラーシザースが激突し、火花を散らしていたところへの絶妙なアシストであった。

『ぐわっ!?』
「エリカちゃん?…ま、魔法が…通じた!?」
「魔法が、効きました…これが、今の私の力…。」

ディザードは、今の砲撃が通用した事におどろきを感じていた…さっきなら砲撃しただけでも弾かれるだけなのに、それがいともやすやすと通ってしまったからだ。
これは、すごい…すごすぎる!
この光景にはセシリアも感動し、デスサイズベクターに至っては「まさか…」と言った表情でディザードを見つめていた。

『俺に魔法が通用した、だと…!?貴様、いつの間にその様な力を!!』
「魔法使いに、不可能はありません!…竜の魔法使いの本気を、お見せしましょう!」

ディザードはディザードライバーの手形を再び右に操作し、右手の指に光るリングを再度ふれさせた。

『ヴァルムンク・プリーズ!!』

するとどうだろう、ディザードが手にしていたディザーソードガンがディザードの手から離れて光り輝きソードモードに変形、さらに腰にある四つの属性リング…ブレイズ・フロスト・ライトニング・クリスタルがリングホルダーから離れ、ディザーソードガンに集まってくるではないか。
そして小さな魔法陣が空中に現れ、ブレイズが魔法陣の上に…フロストがその右に…ライトニングが下に…クリスタルが左に配置され、ディザーソ
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