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仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
Epic8 聖剣…全てを断つ力・ヴァルムンク Bパート
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、本当に久しぶりだね。』
「そうだな、五代目の時の試練以来かな?…まぁそれはいいとして、早速始めよう。」
『そうだね、一時的に外の世界の時間を止めているとは言え、まごついているひまはないから。』
「え、時間が止まっている…?それは一体どういう…?」
マギカドラゴンの言葉に首をかしげ、不思議がるエリカ。
そう、このリングはエリカがヴァルムンクを手に入れるまでは外の世界の時間を止める機能があり、セシリアとデスサイズベクターの戦いも今の時点では中断している。
つまり、エリカがヴァルムンクを手に入れれば、時間は再び動くのである。
もちろん、何らかの事情で本人がマギカドラゴンに試練を一時中断したいと言えば、時間は再び動き意識も本人の肉体に戻るのだが、そんな事情も知らず頭の中が混乱しているエリカに、マギカドラゴンとゴダードはおだやかに話しかけた。
『エリカちゃん、そんなに考える必要はないよ。止まっている時間は長いんだ、落ち着いていこう。』
「その通りだ。ただし本当に無茶は禁物だ、無理だとわかったら一旦離脱する勇気も必要だからな。」
「…あ、はい!」
エリカの快い返事に、ゴダードとマギカドラゴンはホッと胸をなで下ろし、満面の笑顔で返した。
試練を開始する前、マギカドラゴンはエリカに簡単な質問をした。
もちろん、今回受ける試練には欠かせない重要な事であるが。
『エリカちゃん、四大元素は覚えているね?』
「はい、火・水・風・地です。」
『ご名答!…では、三大天空要素は答えられるかな?』
「はい、太陽・星・月です。」
『正解!よくできました。』
エリカの住む世界には、一般に言う火・水・風・地の『四大元素』の他に『三大天空要素』と呼ばれる物があり、太陽・星・月の三つが人間の魔力をバランスよくつかさどっていると考えられている。
その教義によると…太陽が光をつかさどり、太陽の精霊シャインから聖なる光の力を術者に授けると言う。
また星は闇をつかさどり、星の精霊ステラが聖なる闇の力を術者に授け…月は月影の影響から全ての魔力をつかさどり、月の精霊ルナから聖なる月の力を授かるのである。
実際にこれら七つの力を全て使いこなすのは難しく、必ず四大元素か三大天空要素のいずれかにかたよってしまうのが現状なのだ。
さて、今現在エリカは四大元素はもとより…三大天空要素をも会得している。
これは、本人の素質や才能はもちろんの事、それらをさらに伸ばすため魔力の鍛錬や魔法習得への努力を惜しまず、また精霊との誠意あふれるコンタクトも欠かさなかったエリカの情熱も忘れてはならない。
『では最初に、エリカちゃんの魔力を確認させてもらうよ。』
「方法は簡単、まず四大元素の魔
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