第5章:導かれし者達…トラブルを抱える
第38話:陸海空関係なく騒ぎを起こすのが我が一族
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だろう!
「お、お前かー!? お前が私の妹に手を出したのか−!?」
「ち、違う! 俺はそんな事してねーよ! 本人に聞けよ……」
マーニャさんに胸座を掴まれ必死で否定する俺……危うく『リューノにしか手を出してない!』と言いそうになった。
「あの……純潔や処女って何ですか?」
当のヤリマンは言葉の意味すら知りもせず、リュカさんの上から下りようとしない。
……うん。まず分離させて服を着させよう。
ウルフSIDE END
(海上)
シンSIDE
こいつ等は何を考えてるんだ?
男の方も、女の方も、一体何を考え行動しているんだろうか?
田舎で育った俺には理解が出来ません。
大勢の視線が集まっているのに、気にする事なく服を着る二人……
当たり前の様にミネアさんの美体に視線が行く……と思いきや、リュカさんの身体の凄さが際立って、美女に目が行かなくなる!!
何が凄いって……
その筋肉は勿論だが、体中に刻み込まれた古傷の多さに目を奪われる!
幼少期から冒険に明け暮れた人物でも、あれ程の古傷は残らないだろう……
「さて……ミネアさん。お願いだから俺の無実を証明して下さい! 貴女と初めて○○○したのは何処の誰ですか?」
俺がリュカさんの古傷に目を奪われていると、何時の間にやら美女は服を着込み、容疑者ウルフさんが無実を切望しておりました。
「○○○……ですか? それって……「さっきアンタがリュカさんとやってた事だよ!」
カマトトもここまで来れば凄い事だが、彼女のアレは天然だろう。
見た目と違って姉の方が常識的だし……
「先程の事……ですか?」
「もっと具体的に言うと、男の○○○を女の○○○に○○○し、○○○を○○○に出す行為の事! 男女が互いを使って快楽を得る行為だよ!」
ギャラリー(特にリューノちゃんやリューラさんの様な子供が)居る前で、恥や外聞を捨てて叫ぶウルフさん。
「それでしたら……モンバーバラ劇場の座長さんとですね」
「はぁ〜!? 何であのオヤジとヤっちゃってんのよ!?」
必死なウルフさんとマーニャさんに睨まれているのに、何時もと変わらぬオットリ加減で説明するミネアさん。
もうマーニャさんの動揺は止まらない。
この後もオットリと説明するミネアさんだが、パニック状態のマーニャさんが暴れ出し話が進みません。
なので、大まかな内容を説明します。
・
・
・
過保護なマーニャさんに育てられたミネアさんは、性の知識を得る事のないまま美女へと成長致しました。
そして一時的だが身を寄せていた劇場の座長に、『うちの劇場で働きたいのなら、座長の俺にサービスするのが習わしなのだが、君のお姉さんはそれが出来なくてねぇ……代わりに妹の君がすれば、お姉さんをここで働かせ
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