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ソードアート・オンライン 白銀の死神
戦闘後と予想外の出来事
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「ん…」
あれ…俺って…

「あ、気が付いた?」
目の前にはにこにこ笑顔のモネ
だが口元が笑っていない
……正直怖い

「ああ、っおい!!」
びっくりした声が出たのはモネが抱き着いてきたから

「もう、無茶はダメ。この間もそれで死にかけたんだから」

「すまん……」

「…。謝ったからよし!でもほんとだめだよ?」

「わかった」
だから離れてくれ。後ろでサクラが所在なさげにしている

「えーっと。もういい?」
ついに声がかかった

「ごめん」

「ごめんね?」

「まあ、あそこよりましだがな」
あそこ?
その声につられてサクラが指を刺したほうをみると

「ほう」
キリトがアスナに抱かれていた

「そりゃあそうとも、オメエ何だよさっきのは!?

「……言わなきゃダメか?」

「ったりめえだ!見たことねえぞあんなの!」

そしてキリトが尋問されていた

「ありゃナオにも来るな」

「だね。まあ、がんばれ♪」

「はあ…」
ちなみにこの二人とキリトは知ってる


「で?オメエのは何だ?ナオよ」

「ユニークスキル、≪死神≫」
おお……というざわめきが聞こえた

「で、最後のは最大HPを5000にする代わりに切ったものを問答無用で切り裂く≪デスサイズ≫っつーソードスキルだ」

「出現条件は」

「知るか」

「じゃあなんで隠してたんだよ!?」

「このスキルの説明したろ?なんでも切れるって」

「つまり、即死攻撃ってわけ」
補足をしたのはモネ

「そんなのが知れ渡るとどうなるか、わかるだろ?」
これはサクラ

「なるほど……」
今やっと気づいたか



結局クラインが事後処理をし、俺たちに手を振って七十五層の門をアクティベートしに行った

「じゃあ、俺はこれで」
リア充の中にはおれん。とつぶやいたサクラが転移結晶で消えていった

「「「「……」」」」

残されたのはキリト、アスナ、モネ、そして俺、なので

「じゃあな、キリト」

「頑張ってね〜アスナー」
そう言い俺たちは転移結晶を取り出す

「「ちょっ、ちょっと!!」」
知るか

「がんばれよ」
話を切り上げようとすると…

「ねえ、帰ってからどうする?」

「んー、じゃあまた料理対決でも…」

「ダーメ。あれだけ頑張ったんだから、今日ぐらいはあたしがやる」

「すまんな」
恋人感全開で話す俺たちについていけないキリトたち

「おい!?いつの間に!?」

「さーねー」

「鈍感君にはいつまでたってもわかんないよ(笑)」

「ヒデェ!!」
事実だ

「じゃあな、お二人さん。いい報告を待ってるよ
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