第一部
誓う言葉
サヨナラ。7
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たっても、
あたしの前で泣いているエースを見ながら言うと
エースは右手を顔に当てて嬉しそうに頷くと優しく抱きしめてくれた
エース「当たり前だ・・・!!リノとの思い出は・・・一生の・・・宝物だ・・・・!!」
リノ「良かった・・・」
メリーサ『リノ・・・』
ルフィ「リノお前・・・!!」
リノ「・・・アンタにも・・・世話になったよね・・・」
綺麗に元通りになったビブルカードを手に、
ガキみたいに涙を流しまくってる蛆虫船長がレオンたちの後ろから来ると
あたしたちの近くに崩れ落ちるように座った
ルフィ「俺はまだ・・・お礼言ってねェーぞ!?
アラバスタでも・・・スリラーバークでも・・・シャボンディー諸島でも・・・インペルダウンでも・・・助けられっぱなしじゃねーかよー!!!」
リノ「はは・・・アンタなんかに・・・お礼を言われなくたって・・・」
あんたとの思い出はどっちかと言えば最悪なのに、
なんであたしが死ぬ時だけはそんなに涙を流すの・・・?
ルフィ「助けて貰ってばっかなのによぉぉぉ!!
俺は!!何にもしてやれなかった!!なのに・・・!!なのに・・・!!」
リノ「男でしょ・・・泣かないでよ・・・
別に・・・アンタの為とか思ってないよ・・・」
黒いコートにあたしの血が回り込むと、目に写る物が歪んで見えた
・・・あたしがもう少しでこの世を去る証・・・
リノ「・・・アンタにも色々と・・・お世話になったよね・・・・・・・ありがと、ルフィ」
ルフィ「!!!」
レオン『リノ・・・!!』
いつもならちょっとやそっとの事じゃあ・・・泣かないレオンが、
あたしの顔に頬を近づけると少しずつなくなっていく力でレオンを抱きしめた
リノ「レオンありがとう・・・!
マールもラフューもミィルもエルノもギガルもベガルスもミファルもメリーサも・・・今まであたしを信じてくれて・・・ありがと」
最後に・・・皆の泣いた顔だけを見ると、
後ろから抱きしめたエースの震える手に自分の手を添えると
抱きしめられたまま・・・あたし達は、二回目のキスをした
リノ「エース・・・愛してくれて、ありがと
・・・あたしがまた生まれ変わって・・・姿が変わっても・・・愛してくれる・・・?」
エース「もちろんだ・・・!!」
リノ「・・・よかった・・・・・」
皆、今までに本当ありがとう
こんなあたしでも・・・ここまで優しくしてくれて・・・本当に嬉しかったよ・・・
白髭「・・・・・」
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