第一部
誓う言葉
サヨナラ。7
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いた事だった
メリーサ『止めろリノ!!お前は死ぬんだぞ!?』
リノ「だったら!!ここで死んでやるッ!!」
ミファルの時渡りが始まる数分前の出来事だった
リノ「ッ・・・」
メリーサの予言は聞いていない訳じゃなかった
けど、あたしは気付けば・・・
「「「!!!!?」」」
エースと蛆虫船長たちを庇うように、
お腹に激しい痛みが襲い掛かるとあたしの後ろでひたすらに
電撃の盾が二人に襲い掛かろうとしたマグマを弾いていた
エース「ッ!!?」
白髭「!?」
ハンコック「リノ・・・!!」
赤犬「貴様・・・!!」
マグマの手があたしのお腹の中から消えると
ひたすらに激しい痛みだけがあたしを襲う
レオン『そんなバカな・・・!!』
エルノ「ミィル!!ミィル!!」
ミィル『リノ!!』
遠くで聞こえるのはレオンたちの声と、
あたしの後ろから聞こえる蛆虫たちの声
・・・・やっぱりメリーサの予言は、当たってたのか
メリーサの予言を信じてない訳じゃなかったけど・・・
赤犬「何故貴様がそいつらを助ける!?」
・・・・でもここまで来たならあたしはもう・・・
リノ「・・・・あたしはもう、自分には嘘を付かない・・・」
自分自身の気持ちに気付いてもいつもは・・・逃げてばかりだった
もうこの命が終わるなら・・・あたしはもう、嘘付かないよ
赤犬「貴様も白髭の肩を持つのかぁぁぁ!?
七武海とて容赦はせんぞ!!敗北者に肩入れをする奴にも制裁をするぞ!!」
リノ「あたしはもともと七武海に入る気はなかったから・・・
・・・制裁されようがどうされようが・・・どうせあたしは死ぬ」
赤犬「何・・・!?」
リノ「ぐ・・・ッ」
ロギアでも何でもないあたしが・・・
そこまで耐えられるとか・・・思ってんのこの男は・・・!?
赤犬「ならばお前も巻沿いにするだけじゃ!!」
今にでも膝が地面に着きそうになったとしても
エースたちを守っていたはずの電撃の盾が赤犬を麻痺させて投げ飛ばすと
今度こそ力を失ない、あたしの身体は倒れそうになった
少しずつ遠のいてく意識と、
止まらずに増え続ける血・・・倒れた時の痛みも全て覚悟の上だった
でも気付けばあたしは、エースの腕の中にいた
エース「リノ・・・!!」
リノ「・・・エース・・・」
・・・何で泣くの・・・?
何で・・・?
エース
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