第1章
旧校舎のディアボロス
第26話 堕神父ぶっ飛ばします!
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
言ってはならない事を言ったしまった様だ。
フリードは長椅子を軽々と避けるが、長椅子に姿を隠していた木場がすかさず斬り掛かる!
「しゃらくせえ!しゃらくせえッ!とにかくウゼェ!」
あの野郎、木場のスピードに付いて行っていやがる!
木場とフリードの剣が鍔迫り合いになる。
「やるね」
「アンタも最高だよ」
「ッ!?」
フリードに至近距離で拳銃を突き付けられたが、木場も宙返りで撃たれた弾を避ける。
「あいつ、顔が良いだけじゃねえな」
正直凄かった。
「良いね!良いねッ!あんた最高だよ!マジぶっ殺したいよ!」
フリードは強敵と出会えた事に歓喜している様子だった。
「じゃあ、僕も少しだけ本気を出そうかな……」
そう言う木場の剣が漆黒に染まる!
「フッ!」
「しゃらくせえッ!」
そのまままた、鍔迫り合いになるが、フリードの剣の光が木場の剣に吸いとられていく!
「何だよこりゃぁッ!?」
「『光喰剣』、光を喰らう魔剣さ」
「ッ!?テメェも神器持ちか!」
「あいつも神器を!」
「クソがぁッ!」
「後ろがお留守だぜ……独歩頂膝!」
いつの間にか、明日夏がフリードの後ろを取っていた!
「おっと!」
だが、奴はそれを飛んで避ける!
ここだッ!
俺はフリードに向かって走り出す!
着地の瞬間は一瞬動けないはず!
『Boost!!』
さらに神器の力を解放する!
「しゃらくせえッ!」
フリードが拳銃をこちらに向ける!
今だッ!
「プロモーション『戦車』!」
プロモーションした途端、フリードが撃った弾は当たっても弾け飛んでいた!
その光景を見たフリードが真顔になる。
「マジですか?」
マジだよ!
『戦車』の特性は有り得ない防御力と…。
「馬鹿げた攻撃力ッ!」
ドガァ!
「痛いッ!?」
俺はフリードの野郎を思いっきり殴り飛ばしてやった!
「……ぐぅぅぅぅ……ざけんな……ざけんなよ、クソがッ!」
そう言うと、懐から二本の剣を出して飛び掛かってきた!
「……えい!」
ドガッ!
「痛〜いっ!?」
だが、小猫ちゃんが投げ付けた長椅子が直撃してまた吹っ飛ばされた。
「……ぐぅ……おっと!」
すかさず、木場が斬り掛かるが、避けられてしまう。
フリードはそのまま祭壇の上に立つ。
「俺的に悪魔に殺されるのだけは勘弁なのよね!てな訳で、はい、チャラバ!」
カッ!
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ