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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第1章
旧校舎のディアボロス
第26話 堕神父ぶっ飛ばします!
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言ってはならない事を言ったしまった様だ。
 フリードは長椅子を軽々と避けるが、長椅子に姿を隠していた木場がすかさず斬り掛かる!

「しゃらくせえ!しゃらくせえッ!とにかくウゼェ!」

 あの野郎、木場のスピードに付いて行っていやがる!
 木場とフリードの剣が鍔迫り合いになる。

「やるね」
「アンタも最高だよ」
「ッ!?」

 フリードに至近距離で拳銃を突き付けられたが、木場も宙返りで撃たれた弾を避ける。

「あいつ、顔が良いだけじゃねえな」

 正直凄かった。

「良いね!良いねッ!あんた最高だよ!マジぶっ殺したいよ!」

 フリードは強敵と出会えた事に歓喜している様子だった。

「じゃあ、僕も少しだけ本気を出そうかな……」

 そう言う木場の剣が漆黒に染まる!

「フッ!」
「しゃらくせえッ!」

 そのまままた、鍔迫り合いになるが、フリードの剣の光が木場の剣に吸いとられていく!

「何だよこりゃぁッ!?」
「『光喰剣(ホーリー・イレイザー)』、光を喰らう魔剣さ」
「ッ!?テメェも神器(セイクリッド・ギア)持ちか!」
「あいつも神器(セイクリッド・ギア)を!」
「クソがぁッ!」
「後ろがお留守だぜ……独歩頂膝!」

 いつの間にか、明日夏がフリードの後ろを取っていた!

「おっと!」

 だが、奴はそれを飛んで避ける!
 ここだッ!
 俺はフリードに向かって走り出す!
 着地の瞬間は一瞬動けないはず!

Boost(ブースト)!!』

 さらに神器(セイクリッド・ギア)の力を解放する!

「しゃらくせえッ!」

 フリードが拳銃をこちらに向ける!
 今だッ!

「プロモーション『戦車(ルーク)』!」

 プロモーションした途端、フリードが撃った弾は当たっても弾け飛んでいた!
 その光景を見たフリードが真顔になる。

「マジですか?」

 マジだよ!
 『戦車(ルーク)』の特性は有り得ない防御力と…。

「馬鹿げた攻撃力ッ!」

 ドガァ!

「痛いッ!?」

 俺はフリードの野郎を思いっきり殴り飛ばしてやった!

「……ぐぅぅぅぅ……ざけんな……ざけんなよ、クソがッ!」

 そう言うと、懐から二本の剣を出して飛び掛かってきた!

「……えい!」

 ドガッ!

「痛〜いっ!?」

 だが、小猫ちゃんが投げ付けた長椅子が直撃してまた吹っ飛ばされた。

「……ぐぅ……おっと!」

 すかさず、木場が斬り掛かるが、避けられてしまう。
 フリードはそのまま祭壇の上に立つ。

「俺的に悪魔に殺されるのだけは勘弁なのよね!てな訳で、はい、チャラバ!」

 カッ!


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