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ちが用意しておくよ。それと場所は優君が選択してくれないとこちらが選べないから速めに言ってほしい」
「ありがとうございます。それじゃあ、俺は今日はもう疲れたんでこれで」
「ああ、よく頑張ったね。ありがとう」
そして、優は部屋を出る。しかし、疲れたのは本当だがまだやることがある。すぐに部屋に戻ると再びアミュスフィアを被る。
「リンクスタート」
そして再び仮想世界に潜り込んだ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
目を開けるとコロッセウムの見える宿にいた。どうやらあの部屋は完全に入れないようにしたため、ゲツガをここに運営が移動させたのだろう。
立ち上がり、ポケットに手を突っ込む。そして、あのときにポケットからポケットに入れっぱなしだったシードを取り出した。
「テメェ、早く離せ!」
「は?お前の言うことを聞くと思ってんのか?」
「いいからって、やめろ!!変な気分になるぅぅ!!」
ゲツガはシードを振って無理やり黙らせる。しかし、これからどうするか。こいつの問題の前に感染者だったシュートにもあって話を聞いたほうがいいだろう。しかし、場所を調べるどころか自分は探すことは出来ないだろう。
「参ったな……一応あんときのことは、いろいろ大変だから一度話していた方がいいんだろうけどな」
しかし、こんなところで考えていても仕方ないだろう。少しでも会える可能性を増やすために街を歩くことにする。部屋を出てロビーに向かう。
だが、意外にもそこには自分の探していた人物であるシュートがいた。ここにいるなんて意外だなと思ったが、ちょうどいいとこにいてくれた。シュートのほうに向かうとあちらもこちらのことに気付いたのかシュートの方から寄っていた
「あの、少し時間いいですか?」
「ああ、俺もお前に聞きたいことがあったんだ」
シュートはそう言ったのでロビーにある席に着く。ゲツガも対面の席に座ってシュートに話し始める。
「まず、お前から俺に話したいことを質問していいぞ。答えられる限りだがな」
そう言うと険しい顔をして言った。
「さっきの試合、ボクは自分の意思で戦っていないことはゲツガさんは知っていますよね?それについて聞きたいんです。何であなたはあのときにボクじゃないってことを確認したんですか。それに、ボクじゃないとわかってた。その理由を教えて欲しいんです」
「……」
ゲツガはそれを聞いて考える。まあ、さっきの試合でここまでのことをわかるなんて意外だ。だが、これは正直話すべきか迷う。確かに、シュートも感染者であった。しかし、もうシュートの中にはウィルスはいない。
「お願いです。ボクはあなたと戦う前に、あの時意外に一度だけ、意識が戻った時があ
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