第三話
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い恐怖が湧き上がり、呼吸が自然と静かになる。
ドシンッ!
ついに恐怖の元が見えた。それの足が地面を踏む音が心を揺さぶり恐怖を加速させた。
(なんだ・・・・あれは・・・)
背中に戦慄が走り、頭が真っ白になった。逃げる事もできるだろうに体は全く動かない。
それの姿が露わになった。さっきの生き物と同じ色の鱗、黒い爪、赤いトサカなどが見えた。
リアンはそれについて全く覚えが無かったが、少女はそれを知っていた。
ハンターたちが話していた事がある。少女の村の周辺では珍しいモンスターだが、あれを討伐するというクエストが酒場に貼ってあった事も思い出した。
「ドス・・・ランポス・・・」
ドスランポスは静かに鳴き声を発した。
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