暁 〜小説投稿サイト〜
ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
一部:超絶美少女幼年期
五話:八歳児を愛でる六歳児
[2/2]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
ね!」
再会したときの超スマイルには及びませんが、これでも六年間鍛えてきた作り笑顔ですよ!
……なんか、ビアンカちゃんが止まってるんですけど?
え?え?
不自然?
そんな、止まるほど??
と、戸惑ってるとビアンカちゃんに抱き締められて、超ナデナデされました。
うーん、なんか知らんけど、ラッキー!
美少女のハグですよ!
超絶美少女同士のハグ……。
……できれば、外からも眺めたい!
だけど誰かと代わりたくも無いし、世の中とは
儘
(
まま
)
ならないものだ……。
誰か!写メ撮って!!
などと、世の無情感とビアンカちゃんの感触を共に噛みしめる甘酸っぱくもほろ苦い時間はあっという間に過ぎ去り、ビアンカちゃんは帰って行きました。
……よーし、やる気出た!
無くしたことは今のとこ無いが、超出た!
行くぞ、洞窟!!
……って、あれ?
ビアンカパパンの病気の話、聞いてないわ。
ビアンカママンは言ってたのかもしれないけど、ビアンカちゃんに集中し過ぎて、全く記憶に残ってないわ!
ビアンカちゃんの事情を知った上で、ビアンカちゃんのために頑張るという事実が、重要だからね!
自分の都合で勝手に潜り込んだ洞窟で、たまたま遭難してた薬師の親方を助けたなんてのじゃダメなんですよ!
こんなとこで、無駄にギャンブルしたくないし!!
……んー。
先に宿に、行くか。
感動的なお別れをしたばかりなのに、もう再会か!
かっこ悪!!
……でも、またビアンカちゃんが見られるんだから、なんでもいっか!
宿経由で洞窟へ、ゴー!
旅の間にひのきの棒(正規品)を持ち歩くのが当たり前になってたのをいいことに、堂々とひのきの棒(正規品)を背負ったまま家を出て(やっぱパチモンは使いにくいんだよね!本物に慣れたら、やってられんわ!)、パパンはパパンで洞窟に向かうっぽいのを視界の端で確認して(追いかけたからって追いつけるわけじゃ無いしどこ行くか知ってるから追う意味も無い)、出会う村人には笑顔でごあいさつも抜かり無く、
「おさんぽしてたら、ビアンカおねえさんにあいたくなって。きちゃいました!」
とか恥ずかしげに言うドーラちゃんを嬉しそうにまたナデナデしてくれるビアンカちゃんを
愛
(
め
)
でながらビアンカパパンご病気の件を間違い無く確認し、証人を増やすためごあいさつがてら薬師さんのお宅訪問も済ませ、目を盗まなくても、そろそろ入れてくれるんじゃね?という確認も兼ねて洞窟前の戦士さんに堂々とごあいさつして当たり前のように、いざ!洞窟に、突入です!
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ