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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第九十四話】
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ルト、僕もう食べ終わったからそろそろ部屋に戻らない?怪我が無くなったってさっきヒルト言ってたけど…やっぱりちゃんと見ないと僕も気になるし…」

「ん?別に痛みはもう無いぞ?――あばらとか肋骨とか折れてた気もするが、何か治ってたしな、これが」



そう、何故かあのラウラとの不思議空間から出た後、痛みが全く無くなっているのだから驚いた。

あの時必死だったから痛みとか気にしてる場合では無かったのだが、少なくとも腕は青アザが出来ていてもおかしくない一撃を受けていた筈だし、背中の小さいながらもついた刀傷も無くなっていて、吹き飛ばされた時に折れたと思ったあばらとか肋骨も折れていなかったという――。

深く考えてもわからないから怪我が無くて良かったぐらいにしか思わなかったのだがシャルルは――。


「ダメだよっ!僕がしっかり全身見てあげるから、もしかすると後で痛くなるかもしれないでしょ!?」

「……それはあるかもな、んじゃ、迷惑かけるがシャルル、しっかり見てやってくれ」

「了解、……ふふっ、ほんとヒルトは世話がやけるんだから」


手を取ったシャルルは、そのまま俺を連れて部屋へと戻っていった――倒れた一夏も気になるが、まあ良いだろって事で。
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