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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter16「思わぬ出会い」
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見かけたような眼差しをルドガーに向けていた。
一から全部自分の事を話すのは正直面倒極まりない。
「本当かよ……どんな手品使ってんだよ?」
「あはは……まぁルドガーの世界の独自の戦闘方法だとでも思って下さい。話すとちょ、長くなりますんで」
ルドガーの気を察したはやてが愛想笑いで軽く説明する。
だがやはり気になるのかギンガはルドガーに好奇の視線を放っており、こういうところは妹と似てるなとルドガーとはやてはナカジマ姉妹の類似点を発見したようだった。
「スバルったら良いなぁ。今度私も訓練風景見に行ってもいいですかルドガーさん!?お父さんもいいでしょ?」
「そりゃまぁ…クルスニクの坊主やテスタロッサお嬢の都合が悪くねぇんなら……いいんじゃねぇのか?」
(ゲンヤさん……俺に話を振らないでくれ……)
少しは自分から注意が離れたら思っていたのに、ゲンヤの一言で逆戻り。万策尽きたと思っていたルドガーだったが、その時丁度はやての通信端末が鳴り内心喜んでいた。
「フェイトちゃん?どうしたん?」
連絡を入れたのはフェイトのようだった。
内容は聞こえないが大方ガジェットに関する事だろう。
これで緊急会議でもやる事になったら……
「何かあったのか?」
「ルドガー帰るで!対策会議をする事になったよ」
何という僥倖だろうか。
空気を詠んでくれてありがとうといるかわからない神への感謝の言葉が自然と出てしまう。
「何か進展ですか?」
「事件の犯人の手掛かりがちょっとな」
はやてとルドガーは自分の椅子から立ち上がり、ギンガも尊敬する上官が帰るという事で同時に立つ。
「という訳ですみませんナカジマ三佐。私達はこれで失礼させてもらいます」
「おう」
席を外す事になった事を謝罪し、伝票を取ろうとするが、はやてが取る前にゲンヤが伝票を取ってしまう。
「そんな……!」
「さっさっと行ってやんな。部下が待ってるんだろ?」
ゲンヤの言葉を聞いても納得できないのか、まだ何か言いたそうはやて。
ゲンヤの顔を立たせる為ルドガーははやてを諭す事にする。
「ここはゲンヤさんの言う通りにしよう。年下っていう立場は目上の人間の顔を立たせなきゃな」
「そう言うこった。感謝したいなら、早く事件の進展でも何でも犯人の手掛かりを掴んでこい」
「はい!」
尊敬する上官からの激励にはやての顔も明るくなる。
この元気があればはやてなら本当に犯人を捕まえてしまうかもしれない。
最後に一礼しその場を後にする。
「クルスニクの坊主」
「 ? 」
はやてが見せの暖簾をくぐったあと、ゲンヤがルドガーを呼び止める。振り返って見たゲンヤの面持ちは1人の男としてのモノ
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