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混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
旅の仲間達
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い!この体型でこの坂は・・・無理・・・です・・・。」

「ちょっと・・・ああ・・・ダメだ・・・。」


ボン!


「ああ!!!」

「闇分身が消えちまった!!」

「ああ〜・・・ごめ〜ん・・・。」

「おいリリー。目的地にそのまま行った方が?ドロイ、そのうち死ぬぞ?」

ジェットはリリーに向かってそう言う。

「ドロイは戦力外だ。闇分身は・・・まさかもう消えるとは予想外だったが・・・
 もう1人、強力な者が必要だな。」

「ひどい・・・。」

だが、これが現実!

「『強力な者』って誰?」

レビィはリリーに聞いてみた。

「妙な笑い方をする男だ。『ギヒッ』とか。」

「あ・・・!」

レビィは、もう誰かの事か気付いた。









































一方、こっちでは・・・

「何でこういう組み合わせになるんだよ?」

「さぁ?」

グレイさんの言葉に闇分身である俺はそう返した。

「ああ〜、この爽やかな微笑みのようで綺麗な日差し・・・・・・
 きっと、グレイ様との築く家庭もこのような・・・!」

なんか妄想に入った・・・・・・。

「あ・・・。」

「どうした?」

「えーっと・・・レビィさん達の所の分身が・・・・・・消えました・・・。」

「はぁ!?早ぇぞ!?何があったんだ!!?」

「ドロイさんがのしかかってきた。」

「は・・・?」

「本物の俺は、後でドロイさんを殴るつもりですね、これは・・・。」

「何やってんだドロイの奴・・・。」

そんな話をしていると・・・

「ジュビア。」

後ろからジュビアさんの名前を呼ぶ声が、振り向くと・・・

「リオンさん・・・!?」

何故かリオンさんがやって来た。

「何だお前!!」

グレイさんが大声でそう言う。

「来たのだ。」

「あぁ?」

「「はぁ?」」

どういう事だ・・・?

「だから・・・とにかく来たのだ。」

「どういう意味ですか?」

「君達だけでは心配だろうと思ってな。」

「何が心配なんだ!!」

リオンさんの言葉にグレイさんは大声でそう言った。

「色々と・・・な。」

「はぁ・・・。」

「ついてくんな!!!」

「まぁ、まぁ。」

俺はグレイさんを落ち着かせようとする。

「心配なのだ・・・色々と。」

「だから、何だお前・・・!」

「・・・?」

一体、どういう事だ・・・?














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