第6章 無限時計編
旅の仲間達
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た。
「どういう事だ?」
エルザさんが尋ねてきた。
・・・というか、エルザさんとグレイさんの後ろにいるジュビアさん・・・
聞いている・・・訳ないですよね・・・グレイさんを見て、目がハートになってる・・・。
「『星空の鍵』っていう物語はね・・・
小さな女の子がね、全部集めると幸せになるって言われている、
6つの鍵を探して旅をする話なの。」
ルーシィさんはその物語の説明をした。
「はぁ〜?ジュビアも幸せになりた〜い?」
あ、一応聞いてはいたんですね、ジュビアさん・・・・・・。
「でもね・・・」
「?」
「その子の代わりに周りの人達が不幸になってしまいましたっていう、
オチでもあるのよね・・・。」
「うぇ〜・・・。」
「どうなのさぁ、そういうオチって。」
「茶々を入れると、話がわかんなくなるでしょ!」
「あい・・・ごめんなさい・・・。」
シャルルに謝るハッピー。
「それで?」
「続きはどうなんですか?」
エルザさんと俺はルーシィさんに訪ねる。
「『1つ目の鍵は旅をする』って書いてあるの。」
「旅をする・・・つまり・・・」
「そう。時計の針はここへ運ばれて来た。つまり『旅をした』って事。」
あの針は、ミッシェルさんによって運ばれ、ここ妖精の尻尾へ運ばれた。
ルーシィさんのいう通り、旅をしたという意味でだ。
「全ての事件は、そこから始まってる訳。」
ルーシィさんがそう言う。
「話は戻りますけど、その主人公の女の子の方はどうなったんですか?」
俺はルーシィさんに訪ねてみた。
「主人公の少女は、残り5つの鍵を探して旅をするの。
そして、色々な所で鍵を見つけていく・・・・・・
最後は聖堂にたどり着いて6個目の鍵を見つけるの。」
「聖堂?」
エルザさんがその言葉に反応した。
「まさか・・・」
「ううん。この街のカルディア大聖堂じゃないわ。もっとずっと遠く。」
エルザさんが思った事をルーシィさんはわかったかのように言うのだった。
「何故わかる?」
エルザさんはルーシィさんが何故気づいたのか気になり、訪ねた。
「あたし子供の頃この話が好きで、色々調べてみた事があるの。
そしたらね、『星空の鍵』のモデルになった場所がわかったんだ。」
ルーシィさんはそう説明をした。
「お父さんも、時計の残り5つの部品もその場所に分散して隠したんだと思う。
その様な話、してなかった?」
ルーシィさんはミッシェルさんに訪ねてみた。
「いいえ、特には・・・・・・なくなる頃・・・とっても無口だったから・・・。」
「・・・・
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