第64話 座敷わらし
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ウ「そこに書いているとおり、この寺の掃除を手伝ってもらいたいのじゃ。この年でさすがに1人で寺を全部掃除するのは大変でのぉ〜。」
リョ「掃除するより、建て直したほうがいいんじゃないのか?」
ウ「それは、この寺の掟を破る事になってしまう。ささ、中に入ってくだされ。」
僕たちはウメさんに案内されてお寺の中に入りました。
ハ「うわっ!!」
シャ「これは酷いわね・・・」
お寺の中はほこりや木くずがたまっていました。ゴキブリやトカゲ、蜘蛛も辺りにうじゃうじゃいます。
ル&ウェ「ひぃ!!」
ナ「変な臭いがするぞ。」
ウ「もう2年ほどは掃除してませんからな。」
グ「おいおい・・・」
ショ「想像以上に大変だな。」
フ「まぁ、引き受けちゃったからにはやるしかないだろ。」
ト「そうですね。それじゃあ、始めましょうか。」
僕たちはお寺の掃除を始めました。
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ル「けほっ、けほっ、けほっ。すっごいほこり。」
ユ「マヤ、ゴキブリと遊んでないで手伝ってよ。」
マ「だって疲れたんだもん。」
お寺の1つの部屋をみんなで掃除しても2時間程かかってしまいます。
ウェ「私、バケツの水を取り替えてきますね。」
ト「お願いします。」
僕は濡らした雑巾で床を拭いていると、
?「フフフフフ・・・」
ト「?」
今、隣の部屋から声がしたような気が・・・僕は隣の部屋のふすまを開けて中を覗いて見ました。でも、誰もいません。
ショ「どうしたトーヤ?」
ショールさんが様子を見に来ました。
ト「なんか、声がしたような気がしたんですが、気のせいだったみたいです。」
部屋を出て、掃除を続けようとした時、
?「フフフフフ・・・」
ト&ショ「!!?」
今度はさっきよりもはっきり聞こえました。
ショ「俺にも聞こえたぞ。誰かの笑い声のような・・・」
どうやら、ショールさんにも聞こえたみたいです。でも、いったい誰でしょうか?
グ「おい、どうしたお前等?」
エ「まだ、こっちの部屋の掃除は終わってないぞ。」
みなさんも僕たちがいる部屋に集まってきました。するとまた、
?「フフフフフ・・・」
全「!!!??」
フ「な、何だ今の!?」
ル「だ、誰かの笑い声?」
ウェ「でも、誰の声ですかぁっ!?」
その時、
?「ねぇねぇ・・・」
全「!!!!!」
恐る恐る振り返ると、ハッピーさんやシャルルさんやフレ
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