十一話
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ていたはずだ。だが、そうはならなかった。下に恐ろしきはうちは。この短時間でカカシを越えるほどに写輪眼を使いこなして見せた、オビトの才だ。
「まだ、終わってない」
そう。自分はまだ生きている。ならば、まだ終わりではない。カカシの脳裏に、里の仲間たちの顔が次々と浮んでいく。リン、ヒルゼン、紅、アスマ、ガイ。師である四代目火影、ミナト。そして、自分の命に代えてでも守るべきナルト、サスケ、サクラ。
「まだ、俺は……!」
「なっ、何だその眼は!?」
オビトが驚愕するのも無理は無い。カカシの眼……三つの勾玉紋様を宿す写輪眼があるべき場所が、二重の三枚刃の手裏剣のような瞳へと変化していたのだ。
オビトは知らなかったが、この瞳こそ写輪眼を越えた写輪眼。その名を……
「万華鏡写輪眼!」
――――神威!
カカシの新たな力が、オビトを飲み込んだ。
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