第一部
誓う言葉
サヨナラ。6
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遠くで防壁が発動され、
事態はかなりヤバくなっているのにも関わらず
あたしはジジイの隣で赤犬に足場を取られ、水の底に沈められていく蛆虫どもを見上げていた
白髭「・・・話とはなんだ」
リノ「あたしは・・・遠回しに言うのも嫌いだし、聞かされるのも嫌いだから早目に言ってよ」
白髭「・・・ああ」
リノ「・・・・・あたしはずっと・・・・アンタに騙されてたよね
・・・・白髭、お前ってあたしの実の父親なの?」
白髭「!?・・・・その話・・・一体誰が・・・」
リノ「・・・・ある蛆虫から聞いた。ていうかその反応を見る限り・・・
・・・白髭、エドワード・ニューゲートは・・・ほんとにあたしの・・・血の繋がった・・・父親なの?」
白髭「・・・・」
何で黙るの?
・・・何で懐かしむような目であたしを見るの?
普通にそうならはい≠ナ違うなら違う≠チて言うだけじゃん?
なのに何で・・・そんな・・・悲しそうな顔をするの・・・?
白髭「・・・十八年、か・・・」
リノ「は・・・?」
白髭「・・・お前の言う通り、お前は俺の・・・娘だ」
・・・・・・夢じゃないよね、マジで夢じゃないよね・・・?
リノ「・・・そっか・・・」
・・・・いや、あのギガルがパシフィスタの砲撃を美味しそうに食べてるもん・・・((
絶対にこれは夢じゃない・・・
そうしたらあのエルノがベガルスと手を組んで蛆虫どもを倒していくはずがない・・・
リノ「・・・何で今まで本当の事を教えてくれなかったの?」
白髭「俺が教えた所で・・・家族に何かあった時はどうする
・・・・俺が今まで黙っていたのは・・・お前ェーを傷つけねェー為でもあったが・・・」
リノ「逆に有難迷惑・・・だったんだけどね。」
白髭「呆れ顔で言われるとはなァー・・・俺も親なりに気にかけていたはずなんだがなァ・・・」
リノ「火拳の話も気にかけな訳?」
白髭「仕方ねェーだろ・・・お前らはどことなく似てんだよ」
リノ「何処と何処が?」
白髭「それは自分で考えろ」
ただたんにあたしがそんな質問をするとは思わなくて
考えるのも面倒臭かったからそう言ったんだろ←
あたしもよくそう考えるもん←
だからあたしにはお見通しなんだよ←←
リノ「へーえ?」
白髭「・・・・なんだ」
リノ「いや別に。
・・・・・・まあいいや 要件は済んだしあたしは戻る」
白髭「そうか・・・何から何まですまんな」
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