第六話 大騒動で大合体
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シグナムが操縦桿を動かすと右腕が動いた。
「ヴィータちゃんも動かしてみて」
「お、おう」
ヴィータが操縦桿を動かすと左腕が動いた。
「今度はザフィーラ」
「う、うむ」
ザフィーラが操縦桿を動かすと足が動いた。
「で、最後にはやてちゃん」
「はい」
はやてが操縦桿を動かすと頭が動いた。そしてシャマルの結論。
「このロボット・・・合体した箇所の人が合体した部分を動かさないといけないみたい」
「「「なぬーーーーーー!!!」」」
シャマルの言動に驚くはやてとシグナムとヴィータ。
「なんちゅう!めんどくさいロボット!!」
「しかしこのロボットパワーは桁違いだぞ!!」
「なんでや!!普通こういうのは頭になったパイロットがメインパイロットってお約束なのに!!ウチ頭だけ動かすなんてなにやればええんや!!!」
(それ言うなら私胴体だから動かすとこ無いんですけど・・・)
シャマルは内心そう思っていた。
「もう自棄や!みんないくで!!」
「「「「お、おう!」」」」
だが各自手動で動かさなければならないため立ち上がるのも一苦労のファルビリオン。そして各パーツがあらぬ方向に向いている。
『おい!右だよ!!』
『違う左だよ!!』
『上上!!』
まともに動いていないファルビリオンに対して。
『お前ら心をひとつにして戦え!!』
アルフェリスの怒声が響いた。その瞬間エイリアンからバインドビームが放たれブレイブダグオンをアルフェリスが拘束されてしまった。
『しまった!!』
『おい!八神ファミリーなんとかしてくれ!!』
『んなこと言ってもよ』
その瞬間シャマルが。
『みんな!右!シグナム!』
シャマルの指示でシグナムが右腕をガードさせエイリアンの攻撃を防いだ。
『ヴィータちゃんウェポンモード!!』
『おう!』
するとファルビリオンの左腕からヴィータのデバイス、グラーフアイゼンが生成された。
『ザフィーラ飛んで』
『欧!』
ザフィーラが跳躍する。
『はやてちゃん画面下に向けて』
『了解や!』
ファルビリオンのコックピットが下にいるエイリアンを捕らえる。
『ヴィータちゃん!』
『うおりゃあああああ!!』
ヴィータのグラーフアイゼンの一撃がエイリアンにヒットする。ファルビリオンはシャマルのサポート指令で何とかまともに動けるようになったようだ。
『シグナム!』
『わかった!』
シグナムもレヴァンテインを生成した。
『ついでだからこんなこともやってみちゃったり』
シャマルの指示でレヴァンテインとグラーフアイゼンを合体
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