第六話 大騒動で大合体
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『せや!みんな!!合体するんやーーーーーーー!!!』
響き渡るはやての言葉に唖然とするヴォルケンリッター。
『・・・主』
『今なんと?』
『あたし等で合体しろって?』
『そんな都合よく合体できるわけが・・・』
流石にはやての無茶な事にどうしていいか分からなくなるヴォルケンリッター達。だがはやては続けた。
『やかましい!!あんな当てにならん奴の友情の絆より家族の絆や!!ウチ等ならできるって!!絆は武器何や!!』
何が何でも合体したいはやての言葉に、とりあえず相談体制に入るヴォルケンリッター。
『どうする?』
『無理無理できるわけないわよ』
『・・・だがそれでは主は納得しないぞ』
『・・・う〜む』
『こら〜ヒソヒソ話は聞こえんようにやらんか〜いって!!!つべこべ言わずに合体や!!!』
『『『『は・はい!!』』』』
はやての剣幕に押され合体体勢に入るヴォルケンリッター。
『よ〜し行くで!!』
『『『『お・おう!(よくわかんないけど)』』』』
やる気満々のはやてに訳が分からなくなっているヴォルケンリッター達はとりあえずやってみることにした。
『八神ファミリー!フォームアァップ!!』
ルシファード、シグナム、ヴィータ、シャマル、ザフィーラが空中に飛び上がる。ザフィーラが下半身になりシャマルが胴体に変形した。
「痛っ」
突如コックピットに乗っていたシャマルの後頭部に何かが落ちてきた。
とりあえず拾うシャマルだが合体は続く。
シグナムが右腕ヴィータが左腕に変形し組み上げられていく。そしてルシファードが胸パーツとヘッドに変形しシャマルに被さりヘッドの瞳が輝く。
『古代合体!ファルビリオーン!!』
完成したファルビリオン。
そして五人一緒のコックピットに転送された八神ファミリー。
『いやったあああ!!!合体できたでー!うち等の絆が奇跡を呼んだんや!!』
『『『おおーー』』』
とりあえず拍手する3人と先ほど後頭部に落ちてきたものに目を通すシャマル。
『ブレイブダグオン!アルフェリス!今行くで!』
はやてが操縦桿を動かすが動かないファルビリオン。
「・・・なんでや?」
「主」
ザフィーラが操縦桿を倒した瞬間いきなり脚部が動き出し倒れるファルビリオン。
(登場の第一歩を踏み外した!!)
その光景を唖然と見ているブレイブダグオン。その頃コックピット内では。
「痛たた!どうなってんねん!?」
「さ・さあ?」
混乱している八神ファミリー。そして恐る恐るシャマルが口を出した。
「ねえシグナムちょっと操縦桿動かしてみて」
「あ、ああ」
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