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勇者指令ダグオンA's
第五話 魂の勇者
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『ヒィィィィン!!!』

真紅の一角獣が時空から召喚されソウルユニバースは腕、足、頭部に変形した。

『とう!!』

フレイムナイトが胴体に変形するとソウルユニバースと一体化した。

『フォームアップ!炎馬合体!フレイムナイト!』

ブレイブダグオンとフレイムナイトが降り立った。

『シャマルさん!ザフィーラのとっつあん!後は俺たちに任せてくれ!!』

『はい。任せました』

『頼むぞ!!』

『任せとけってやるか!じいさん!!』

『わかった』

『ブレイブソォォド!!!』

『ソウルブレード!!』

ブレイブダグオンはブレイブソードをフレイムナイトはソウルブレードを構え突進した。

『俺に合わせてくれよ!!』

『よかろう!!!』

ブレイブダグオンが斬り付けるとフレイムナイトが斬られた敵を受け止めそのまま斬り上げた。

『ブレイブソードクラッシュ!!!』

『ソウルブレード!!ブレイクオン!!!』

両者の一閃は円盤を中心に巨大なXを描いた。

『まだ終わりじゃねえ!!』

ブレイブダグオンとフレイムナイトは急上昇しエネルギーを収束し始めた。

『『ダブルビーストスマッシャー!!!』』

ブレイブダグオンはエネルギーの獅子となりフレイムナイトは炎の一角獣になった。二匹の獣は螺旋を描き円盤を貫いた。爆散する円盤。そして後にはシャマルとザフィーラそしてブレイブダグオンとフレイムナイトが立っていた。

「じいさんおかげで助かったよ」

「いやいや。礼には及ばない。それに実質助けたのはシャマル君とザフィーラだ」

「いえそんな」

「滅相もありません」

ノルウェールはニヤついた顔で力に言った。

「君なら八神三等空佐を任せられるかな」

「はぁ〜じいさん何言ってんのよ!あいつに選ぶ権利があるでしょうが!」

などとノルウェールはやれやれといった感じであった。

(もう一人のダグオンも君のような人物なら良かったのだが)








「ったく空将もお人よしなんだから」

力たちの姿をいつぞやの赤い革ジャンの女が見つめていた。

「まっあたしの出番は当分先かねっ」

女の腕にはダグコマンダーが装着されていた。



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