第35話 期末試験は問題無く波乱のようです
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職員用机に座っているネギ先生は・・・・手紙を見ていますわね。
「ネギ先生?どうなさったのですか?」
「うわわわわ!?し、しずな先生……。あ、アハハハ、なんでもないですー。」
「そうですか。授業中なのですから、
気を付けないと愁磨先生にまた怒られてしまいますわよ。」
「は、はい、気を付けます!」
手紙を隠すと、ちらりと愁磨先生を見るネギ先生。
いつもと違って、その視線は・・・・なんだか挑戦的で、不穏なモノを感じますわね。
大丈夫だと良いのですけれど・・・・・ネギ先生が。
Side out
Side 明日菜
「ちょっとネギ、今日はどうしたのよあんた。」
「あ、明日菜さん。いえ、なんでもないですよー。」
アハハー、っていつもみたいに笑うけど・・・なんか元気が無いのよねー。
「ガキがいっちょまえに隠し事なんてしてんじゃないわよーー!!
ほらほら、素直に言っちゃいなさい!!」
「あ、ちょ、明日菜さ!?アハハハハハハハハ!?!?」
………
……
…
「バカレンジャーの内二人が平均80点以上と、不審者の撃退?
なに、その取って付けたオマケみたいな課題?」
「ゼー……ゼー……、ハイ。成績の方は僕と愁磨さんと、
皆さんの頑張り次第だからなんとも言えないんですけど……。」
愁磨先生って苦手なんだけど・・・教えて貰うようになってからは成績は上がった。
私達五人は一年のテストじゃ平均40点が普通だったのに、
今じゃ平均65〜から取れているし、1-A時最下位が今じゃ学年10位より上だし。
「不審者、って言うのが良く分からなくて。」
「……で、アンタは一人で行こうとしてた訳ね。」
「あぅ……。」
全く、コイツは・・・。お子ちゃまのくせに自分一人でやろうとしちゃうのよね。
危なっかしくて目を離せないから・・・だからガキって嫌いなのよ!
「もう、私も一緒に行ってあげるわ!
あ、危なっかしくて一人になんてさせられないからね!」
「あ、あすなさ〜〜〜ん!!」
「うわ!?だから抱きつくなって言ってんでしょーが!!」
「仲ええな〜♪お邪魔さんはお風呂に行って来るえ〜。」
「木乃香ぁぁーーーー!!」
Side out
―――翌日、夜
Side 刀子
『学園長、ネギ君達は予定通り図書館島に入って行きました。』
「うむ、ご苦労じゃった神多羅木君。今日はもう良いぞい。』
「話を逸らさないでください!どう言う事ですか!?」(バンッ!
「フォッ!?な、何がかのう?」
「決まっています!ネギ君の就業課
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