第一幕その七
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正門へ向かっている。
「あ、子爵面白いお話が」
「何だい!?」
堂守が子供がとっておきの話を告白する様な得意そうな顔をしているのを見て彼が何を言わんとしているのかカヴァラドゥッシは察したがあえてとぼけてみせた。
「フランスの小男がマレンゴでまけちゃいましたよ。折角アルプスを越えてはるばるイタリアまで来たってのに可哀想な事ですね!」
やはりそれか、と思ったが知らないふりをした。
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