魔法先生ネギま!
0306話
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島や世界樹、あるいはそれ以外の目的で侵入してくる存在がいるらしいが、そういう存在は魔法先生達によって捕縛されているらしい。
あるいは、近右衛門に直訴して俺もそちらに関与させて貰うべきか? とも思ったが、子供の身体になってからは睡眠とかも子供並みに必要になっている為に1日2日ならともかく、定期的に夜更かしをするのはちょっと厳しい。
「結局自分で開発していくしかない、か」
諦めのと共に漏らしたその声に、エヴァがニヤリとした笑みを浮かべる。
「当然だろう。何でも楽をしようと思うな。若いうちの苦労は買ってでもしろとこの国でも言われている」
「若い、ねぇ」
一応中身的には子供じゃないんだが。
「ふん、貴様が何歳だろうと私にしてみればガキもいい所だ」
「いや、600歳と比べれば大抵はそうなるだろうに」
そもそもエヴァより年上の存在なんてそれこそドラゴンとかそっち関係になるだろう。
「それよりエヴァンジェリンさん。アクセル君は闇の魔法とやらを習得したばかりですし、今日はこのまま休んだ方がいいのではないでしょうか」
「そうね。色々とお話したい事もあるし」
あやかがエヴァへと尋ね、千鶴も怪しげなプレッシャーを放ちながら小さく呟く。
「……まぁ、そうだな。茶々丸、こいつらに部屋を用意してやれ。この別荘から出るのに後10時間近くは掛かるだろうからな」
「はい、マスター。では皆さん、付いて来て下さい。部屋は以前と同じ場所を使って貰いたいと思いますが、構わないでしょうか?」
「ええ、それでお願い」
茶々丸の問いに千鶴が頷き、そのまま以前この別荘で使っていた部屋へと案内された。
「さて、アクセル君。色々とお話しましょうか。特に私達に黙って闇の魔法なんていう危険な技術に手を出した理由とか」
「そうですわね。幾らアクセル君が魔法の才能に溢れているとは言っても、今回はちょっとやり過ぎですわ。私と千鶴さんは凄く心配したんですのよ?」
「はい、千鶴さんとあやかさんの仰る通りです」
部屋に着くや否や、千鶴からのお話というなの説教が始まった。いつもは俺に優しい……と言うか、甘いあやかもこちらを庇ってくれる様子は無い。同時に何故か茶々丸もまた部屋に案内した後、エヴァの元へと戻らないで2人と共にどこかこちらを責めるような雰囲気を出している。
「あー、そうだな。分かった。説明するからそう責めないでくれ」
そう前置きして、エヴァにした説明をそのまま3人にもする。
と言うか、茶々丸。お前はエヴァと一緒に俺の説明を聞いてなかったか?
「……アクセル君の言い分は分かりました。つまり、それ程に私達は頼りにならないと思われている訳ですか」
俺の説明を聞き終えた千鶴の第一
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